2019年5月1日水曜日

ハンドル周り 再構築 1/3 - 下調べ

今シーズンに向け、ハンドル周りを再構築。きっかけはあのブルベ対策。

去年のハンドル周り。Profile DesignのAir Strikeを中心とし、それにGPS、サイコン、ライト、ミラーを装備し、エアロバー下部に輪行キットをタイラップで留めている。オマケでステム上部にBluetoothスピーカー。


エアロバーにAir Strikeを選んだのは、肘置きがフリップアップできる無二の製品なので。上ハンも問題なく使えるので、ブルベでの使用者も多い。




欠点はフリップ機構の分重たいのと、そのヒンジが段差の度にキコキコとうるさい。まあ些細な問題。エアロバーはハンドル下側に取り付ける形式なのでフロントバックが使えなくなる。普段使わない輪行キット置き場とすれば、十分な空間がある。

おおよそこの状態に満足しているものの、PBPのレギュレーションを考えるとAir Strikeを使うのは難しそうだ。前回大会まではエアロバー自体が禁止であったものの、なんと今回からOK。ただし条件付き。レギュレーションには以下の記載。
Handlebars extensions are allowed only if they do not extend beyond a line created between the front of the brake levers, which must not be pointed forward. 
ブレーキレバーの先端を結んだ線より前に出なければOKとの事。装着例も公開されていて、こんな感じならOKの様子。



1,200km走るなら、エアロバーはあったほうがいい装備。なのでレギュレーションに合致させる方向でハンドル周りの再構築を開始。


まずは現状チェック。去年のポジション。


明らかにツノの部分はブレーキよりも前に出ている。


このままで使えない。ただ突き出しを引っ込める余地はあるので、頑張ればブレーキ先端よりは下げれそう。目算で6cmとか7cmぐらい。

現状。今のバー位置だと、握った状態で、悪くない位置に肘置きがある。
赤線のところが肘置き

この場所だと肘を置いても痛くないし、むしろガッツリと体重を乗せられる。仮にバーを7cm手前に下げると、持ち手の位置はだいたいこんな感じ。

赤線のところが肘置き

この位置になると、肘置きの場所がほぼ手首。そして残念なことに、Air Strikeのフリップする肘置きは、ハンドルバーの直上にしかマウントできない構造。


自分がエアロバーをつける理由は手のしびれ防止と、楽な乗車姿勢。肘置きに手首を置くようなポジションだと体重をかけた体勢にはならず、それで1,200kmは厳しい予感。Air Strikeでは、なかなか良いポジションを出すのが難しそうだ。

ここで薄々気づいていた事が頭によぎる。
「フリップアップは超便利だけど、無ければ無いなりに大丈夫なのでは?」

うまいことセッティングできれば、フリップしない肘置きでも干渉を最小限にする事もできるのではと。フリップ機構にこだわらなければ選択肢はグンと増える。

そんなこんなで脱Air Strikeする事を決心!


次なるエアロバーへの必須事項をまとめるとこんな感じ。
- バーの突き出しをブレーキより前に出ないようにできる事。
- 肘置きをハンドルバー直上だけでなく、それよりも後ろにマウントできる事。

この観点で選び、候補はProfile DesignのT+シリーズに決定。他メーカーでも該当品はあるが、セットアップパーツが流用できるかもしれないのでメーカーは変えなかった。

Profile Design T5+
T+シリーズに決定はしたものの、バーの形状が何種類もある。Tシリーズとしてリリースされているものだけでも5つ。

ぶっちゃけ、使ってみないとどれがいいかわからないが、使うためには何かを付けてみないと始まらない。というところでさらなる調査へ。

続く


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