2017年10月25日水曜日

実走 : Lifeline Essential

Lifeline Essentialで早速走ってみた。場所はいつもの手稲山へ。

まずは山へと向かう平地区間。
ホイールもチューブも固くなっているなっているのに、乗り心地がよい。タイヤがかなり柔らかくなったという事か、とにかく乗り味は快適である。残念ながらゼロ加速、中間加速はモッサリしてしまい、定速巡航する際も今までよりがんばりが必要な気がする。定速巡航ではZondaが強い気がするので、ホイールの影響も大きいかも。

そして上ってみた。

見込み通り重い^^ ちょっと走っただけで、すぐに判明。早々に判ったので、その後はまったりと。トータルで45分ぐらいかけて走ったけど、それくらいのペースなら^^

実路を走った総括としては、まあ4000S2より頑張らなくてはいけないけど、安いし乗り心地もいいので「意外といいんじゃない」という印象。普段乗りとか、普段トレーニングとかには全然OK。でもブルベに使うか?という観点で考えると、微妙。山越えも含んで数百km走る事を考えると、ちょっとでもロスを少なくしたいのでEssentialは選ばない。ただし乗り心地は魅力。


そしてローラー上でも試してみた。
激重!いや厳しい。転がり抵抗が半端なく増えた。ギアでいうと7枚か8枚は違う。回転負荷を3段階(低、中、高)に調整できるローラーを使っているのだけど、4000S2で運動する分には、中負荷設定で10速で走るのが丁度良かった。速度では40km/hぐらい。ところがEssentialだと中負荷では走れず、低負荷設定で6速が精一杯。30km/hぐらい。

負荷を軽くして、高回転でペダルする運動をしようと思ってたので、今までより走行速度を思いっきり下げないといけなさそう。もしくは低回転な運動方法に方針変更かな。しばらくはEssentialの様子を見てみよう。


2017年10月21日土曜日

冬に向けてタイヤ交換

自転車のタイヤの事^^ 冬にむけてローラー用のタイヤに交換。

先冬に使っていたタイヤは、放置している間に何故かバースト(謎)。4000S2を使い続けてもよかったのだけど、なんとなくもったいないので、惜しげなく使えるタイヤを新調。購入したのはLifelineのEssential。購入はWiggleで一本1,200円ぐらい。amazon.co.jpで買っても1,900円ぐらいだ。

性能に関してあまり期待はしていないものの、折角なので実路でも走ってみたくなり、やや早めではあるものの交換する事に。

実路で5,000km(フロントで2,500km、リヤで2,500km)走った4000S2は、いい感じに減っている。でも摩耗ゲージは十分残っている。
後2,000kmは走ってくれると期待。 この4000S2は冬眠モードにしてLifelineに履き替える。

Lifeline Essentialのポテンシャルは未知。というかローラー目的だったので、値段だけで買ってしまっていた。気なる重量は実測で272g(白いベルトが3g)。
やはりちょっと重め。これをRace28のチューブで組み上げる。

RS80に12-25Tスプロケで組むとリヤ1,545g、フロントが1048g。

今までのZondaはSupersonic、4000S2、12-27Tという組み合わせでリヤが1405g、フロントが961g。

総重量でリヤが140g、フロントで87gの増加。計算上、タイヤで50g、チューブで50g程重くなっているはずなので、それ以外の増減はホイールとかスプロケとか。チューブとホイルも替えたので、タイヤ単体の違いがわからなくなってしまったような^^

早速試してみたい。



2017年10月18日水曜日

2017自転車装備 備忘録その2

パーツネタの続き。他にもあったような気がするが、今回はここまで。

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革サドル : SELLE ANATOMICA X2サドル
400kmと600kmはX2で走った。評判通り乗り心地のよいサドルではあるものの、案外セットアップに手こずった。高さ、前後位置、角度という一般的な要素に加え、革の張り具合という要素も合わせてセットアップしなくてくてはならない。一応「これだ」というポジションが出ているので、これ以上いじりたくない。
HELLと比べるとたしかにお尻に優しいも、やはりちょっと幅が広い。加えて先端部分が長いので、乗り降りする時に引っかかったりする。X2もいいけど他にもいいサドルはないかな。やはりSMPのTRKが気になる^^

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サドルカバー: SERFAS サドルカバー
X2に被せるのにちょうどいい。見た目的にも革サドルに見えずOK。
X2にビニール袋をかぶせて防水対策をしてから、このカバーをかぶせている。ビニール袋でお尻が滑る事もなく、雨に弱い革サドルも守れるのでオススメ。

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シートポストフィックス : BBB BSP-97
HELLとX2の2つのシートを使い分けているので、それぞれのシート高さが変わらないようにこのパーツを使って高さ固定。
毎回シート高さを調整する必要もなくなり、気兼ねなくシートを外せるようになった。超オススメ。

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GPS : eTrex30x
スマホ代替として導入したけど、もうスマホは考えられない。eTrex最高。
amazonの2400mAhの充電池2本で24時間ぐらいもつ。400kmなら電池交換なしで行けるかも。リチウム電池を使えば600kmでも交換いらずかも。

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スマホホルダーその1 : amazonで見かけた中華製
1000円以下だったのお試しで買ってみたら、予想以上に大丈夫だった。
振動や大きな衝撃があっても外れる心配は全然なし。シリコンベルトで留めるので、取り外しも簡単。唯一スマホの取付面がハンドルよりかなり高くなってしまうのが難点。

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スマホホルダーその2 : amazonで見かけた中華製
すべてシリコンラバーで出来ているので、部品が折れたりするような破損を考えなくていいのがOK。そして取り付け座面が低く、ほぼほぼハンドルパイプの直上。
製品的には◎も、いい取り付け位置が見つからず。マウンターを自作する事も考えたけど、結局ナビはeTrexを使うことになりお蔵入り。

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テールランプ その1: GearBestで購入した中華製5LED(現在は販売終了)
安いわりには点灯時間も長くまあまあいい感じ。ただしプラスチックの素材がもろく、数回カバーを開け閉めしただけで割れてしまった。ダイソーでも同じようなものがあるが、5LEDならやはりCATEYEが照射範囲が広くて良さそう。

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テールランプ その2: 同じくGearBestで購入した中華製2LED(0.5Wx2)
とても明るくていい。購入価格も¥500しない(Link to GearBest)。
amazonでも同じようなもの発見。
仕様よりも実点灯時間は短く、1,100mAhのニッケル水素単4電池2本使って、2LED両点灯で10時間から11時間ぐらい。1点灯なら20時間ぐらい。300km以上の距離でつけっぱなしにするなら電池交換必須。

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単4充電池 :EBL 1100mAh
手持ちの単4充電池の容量が900mAh。テールライトの持続時間が伸びることを期待して購入するも、あまり変化なし。
まあ悪くもないので、ブルベ時はこの電池を使用。

2017年10月15日日曜日

2017自転車装備 備忘録その1

今年のブルベはすべて完了。という所でシーズン中使った諸々のアイテム達のまとめをしようかと。基本はブルベに向け装備だけど、それ以外のものもまとめて備忘録。

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タイヤ : Continental GP4000S2 25c
転がり抵抗低い、減らない、乗り心地良しという印象。
硬いとかツライという印象は皆無。フロントで2,500km、リヤで2,500km使った個体でも、摩耗限界まではまだまだ。いったいいつまで使えるのか。ブルベを始め、利用ユーザーが多いのは納得。◎。

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タイヤチューブ : Continental Supersonic race28
ブチルチューブで超軽量の50gクラス。同メーカーのRace28と比べると、明らかに乗り心地、漕ぎ出しは優位。さすが軽量チューブといった所。サイドカットや異物刺さりによるパンクはタイヤ側の責務と考え、劣化による穴あきや亀裂などのチューブ責務のパンクも許容範囲。最低でも1,000kmは走った。
5000km走る個体もあったが、50gというSpecを考えれば1,000kmも走れば不満はない。耐パンク性能より、1日で100psiから80psiまで減圧する空気抜け性能が考え所。薄手の作りなので、これもしょうがない話し。むしろブルベで使うべきチューブではない。来シーズンは重くなっても、もう少し減圧の少なそうなチューブを使う事にする。

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サドル: SELLE SMP HELL
400km以上ではSELLE ANATOMICA。それ以外はこれ。セッティング出れば400km以上もいけるかも。
独特な形状で是非が分かれるもオイラ的には◎。先端部分が下がっているのが、乗り降りのしやすさにつながっておりとてもよい。長距離ブルベには同ブランドのTRK MEDIUMというモデルがいいのでは思ったり。いすれにせよ満足なサドル。

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フレームバッグ : Vaude Cruiser Frame Bag
場所に困っていた輪行袋の収納にぴったり。加えてスペアタイヤ収納も可能。ブルベ時の鉄板装備。レイン装備がいらない200kmの時は、これだけでOK。
1. Frame Bagのみ
2. Frame Bag + フロントバッグ
3. Frame Bag + フロントバッグ + サドルバッグ
4. Frame Bag + フロントバッグ + サドルバッグ + 荷物ネット
という4段階で装備量に合わせて運用。購入はU.KのEVANS。

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フロントバッグ : mont-bell フロントバッグ
ハンドルが重くなるのでためらっていたものの、適度な大きさと荷室でとてもいい。
ブルベでの使用者多数なのがよくわかった。これで防水仕様であれば完璧なのだけど。

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反射ベスト : amazonで見かける中華製のもの
ハイドレーションベスト的なデザインが◎。加えて収納場所が多く、ブルベでは使い勝手よい。ワセリン、ミネラルタブレット、デジカメ、そして背中にウォータータンクを入れている。ウォータータンクを使わなかった大夕張では、防寒装備の収納場所として背面ポケットを使用。脱いだ裏起毛長袖ジャケットが入った。
気になる点は反射素材の面積が少なめという事。他のウェアでフォローするか、反射素材を自前追加すると安心。

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ウォーターバッグ : エバニュー ウォーターキャリー 600ml
形に合わせてちょっとはさみを入れる必要があるものの、600mlサイズが上の反射ベストの背面バッグにピッタリ。
コンビニで1.5lの水を購入した際、ウォーターボトルだけでは余り過ぎてしまい、何とか他に持てないか?というのが導入の発端。800mlのボトルと合わせて運用すれば、ほとんど捨てずに済む。

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財布 : R250ブランドのスマートライドポーチDX
お金、ブルベカード、レシート、スマホをまとめる事ができ、そして簡易防水仕様。
普段のサイクリングでも手放せない。ブルベには超オススメ。ちょっとだけ高いけど、広くひらくDX版がオススメ。

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雨具 : 透湿レインスーツ STRETCH
ワークマン製の透湿レインスーツ。耐水圧10,000mm、透湿度5,000m2/gとSpec的には本格品にはかなわないものの、¥4,900という価格からは十分。むしろ惜しげなく使えるので、使い勝手という点で◎。
デザインも細身でストレッチ素材、ジャケットの裾もサイクルカット。まさにブルベ用の雨具と言ってもいいかもしれない。

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手の痺れ対策: DAISO ファンデーションパッド
超長距離の時、振動で手が痺れてしまうが、その対策。手とグローブの間に挟めると、ハンドルからの振動が激減。費用対効果が素晴らしい。
正方形よりやや長方形の形がお気に入り。

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スペアオイル入れ : タレビン
チェーンオイルを持参する時に使用。雨や超長距離の際に必要。よくある魚の形のものが、ウェットオイル一回分にちょうどいい量。
タレビンという名前だったということを初めて知った^^

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痛み止め : ロキソニンS
膝痛対策の必須アイテム。
最初は保険ぐらいの気持ちだったけど、ブルベに出るなら持ってでないと不安だ。

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眠気止め : エスタロンモカ
これもブルベ定番アイテム。集中力も上がるという事に最近気づき、ダレがちなローラーのときにも服用開始。摂取しすぎに注意。
Yahooショッピングで送料込みで¥300で購入できるお店があるので、期間限定Tポイントの消化にもってこいである。

2017年10月11日水曜日

BRM1008大夕張200km 終盤の向かい風が厳しい

10/8、今シーズン最後のブルベとした大夕張200km。コースプロファイルは200kmで獲得標高は1,300mぐらい。暖かい気温で、雨に当たることもなく無事に完走。

完走タイム: 8時間47分

場所距離 通過時間   経過時間 
START 0.0km 7:00 +0:00 
通過チェック39.7km 8:24 +1:24 
PC1  70.1km 9:26+2:26 
PC2 114.9km 11:33+4:33 
通過チェック 150.5km 13:29 +6:29 
PC3 178.7km 14:49 +7:49 
GOAL201.2km 15:47 +8:47 


去年、初めてのブルベとして参加した空知スイーツ200kmが同じようなプロファイルで9時間37分。ここ1年間の成長としてどれだけタイムを短縮できるかが目標であった。9時間切りは必達として、できれば8時間を切りたいと目論んでいたものの、それには全然届かず。200kmで8時間切りは来年の宿題という事で。


さて振り返り

今回は百合が原公園そばの「札幌ゆりの会病院」が発着点。自宅から5kmちょっとなので自走でエントリー。まずはいつものすき家(美香保店)に向かうと、既に自転車装備のお客さんが4人も^^  グルメブログで有名なmugenさんでした。

天気予報では雨に遭遇しない感じで、最高気温22度、最低気温13度ぐらい。とはいえ秋口なので夏場の服装(上下共薄手の長袖裾のファーストレイヤー)に薄手の裏起毛ジャケット、レッグウォーマー。加えてウィンドブレーカーに100均レインズボンという出で立ちで出発。

この日の朝は濃霧。雨に当たったわけでも無いのに、しっとりと濡れ始める。100均レインが意外な形で活躍。

エントラントは80人ぐらい。朝の病院が黄色い人達で賑わう^^

車検後、スタート
 0km 7:00
スタート時点ではそれほど寒くなかったので、100均レインにはさよなら。

今回は9時間切りという時間目標もあるので先頭のほうでスタートしてみた。5人ぐらいの集団にまぎれて走り始めたけど、すぐさま力不足を認識。ちぎられる事はないけれど、明らかにオーバーペース。信号毎の会話を聞いていると、皆さんまだゆっくりと走っている感じ。不安になりながらも頑張ってついて行く。

なんとか脱落せずに通過チェックのセブンに到着。
 39.7km 8:24

赤コーラと糖分を補給してすぐさま出発。ここからは霧もはれ、少し暑いくらい。道脇にはススキ多数。秋っぽい景色だ。
 42.5km 8:35

ここからはソロライド。多少のアップダウンがありながらも、基本平坦なコース。マイペースで淡々と進み、PC1(70.1km)には9:26に到着(写真なし)。気温もだいぶ上がり、秋というより夏っぽい感じに。ジャケットやレッグウォーマーもすべて脱いで、完全に夏場の装いにお色直し。

桂沢スキー場横通過
 71.5km 9:49
 先シーズンは一度も来なかった。今年こそは。

桂沢湖からはいい感じの紅葉が。


桂沢トンネルを超えて夕張へin
 77.6km 10:40
この先の三夕トンネルまでは基本上り。登りといってもそれほどキツイ斜度ではないものの、増加傾向にある体重も災いし全然上れない。先行者には置いて行かれ、後続者には抜かれる始末。やはり上りは差が顕著に出ますな。ダイエットとクライミングは継続して頑張らないとダメだ。

大夕張の碑に到着。
 103km 11:06
駐車場には紅葉を見に来た人達がチラホラと。いい感じに紅葉を見れているので、春先に一人大夕張ブルベをやったときより観光している感が高い。

そしてPC2へ。 
  114.9km 11:33
隣の床屋さんの邪魔にならないように自転車を止めて休憩^^ ここまで4時間半で115km。山越えを含めてこの時間なら悪くない。うまく行けば8時間ちょうどぐらいで完走できるかもと、まだ淡い期待を持っていた。

ところが
 126km 12:05
パンクです。

夕張トンネルを越えて気持ちよく下っていたら、リアタイヤの挙動に違和感。確認して見ると手でたわませられるぐらいに圧が低い。スローパンクチャーってヤツですな。「空気を足せば、チューブ交換しなくても行けるかも」という考えもよぎったけれども、距離にして75km程残っている。甘い期待は捨てて、ちゃんと修理する事に。

こういう時のために準備しておいた道具達。
調子が悪いと知りつつも使えるだろうと期待していたインフレーターは全く役にたたず。長い間持参している間に故障が進んだようで、ボンベ一本で20psiしか補充できなかった(涙)。逆に本格的な出番は今回が初めてだった携帯ポンプは◎。シーズン初めに用意したもので、120psiまで入れられてゲージ付き、そしてゲージも含めて一本の筒状に収納できるスグレモノ。きちんと目標空気圧まで入れたことを確認できるので、その後の安心感が違う。オススメだけど残念ながらディスコンのようだ。

色々確認しながら15分程かけて修理。ブルベ中のパンクは今回が初めて。いつかは来るだろうと思っていたイベントは今日だった。まあ雨でもないし、夜でもないので、いいタイミングで体験出来たと前向きにとらえてみる^^ このタイムロスで8時間切りは現実的じゃ無くなったなーと思いながら再出発。12:20。

実はこれからが大変。アップダウンもそれなりにあるが、向かい風が大変で思ったより速度が出ない。道自体は走りやすそうなこんな感じ。栗山町あたりの風景。
 140km 12:57

アベレージで25km/hを維持するのもままならず、ダラダラと失速し、二度めの通過チェック(150.5km)は13:29。この段階で「9時間切り死守」という目標に下方修正^^

新篠津のベイブリッジというべきか、たっぷ大橋通過
 168km 14:16

PC3到着。通過チェックのセブンと同じ様に写してしまったが当別栄町店である。
 178.7km 14:49
タイム的に9時間は切れそうな感じだったので一安心。そしてラストスパート。

ゴール
 201.2km 15:47

公式タイムは8時間47分。仮にパンクが無かったとしても8時間切りには遠く届かない。やはり終盤に向かい風があっても大丈夫な脚力と、前半の貯金が必要というのがわかったのが収穫でした。これは来年への宿題としませう。

今シーズン、ブルベだけで1,700km走ってくれたRFX8。お疲れさまです。
シーズン終了まで、もうひと頑張り。