2019年3月11日月曜日

ROKO 試乗会

マウンテンセンター内のショップ、バンクールでは見かけるものの、よく知らなかったスキーメーカー、ROKO(メーカーHP)。聞けば旭川産の木を使い、倶知安で生産している国産板との事。たまたまキロロで試乗会をしていたので、試乗させてもらった。


この日のキロロはかなり初春らしい感じ。朝はカチカチ、日中はモコモコ。パウダー板を試す条件ではないものの、折角の機会なので。

今回試乗したのは3種類
- Platform one
- Platform one+
- Zen San(Mid)

以下、試乗記

Platform One: 180cm 145-120-135 R20m
サイドRが20mとの事だが、乗った感覚はThreeに近く、とにかくまっすぐ落ちていく。整地性能を語る板ではないが、深雪でも同様の性格らしい。全長は180cmながらフルロッカーのThreeに比べるとしっかりとしたキャンバーゾーンがあるので、安定感ある。オープンバーンをドカンといくのが得意技のようだが、整地でもその片鱗が見えた。今回試乗した3本の中では一番キャラが立っていて、一番使いどころが見える板だった。

Platform One+: 180cm 141-116-138 R20m
来季からの板との事。全長、サイドRもOneと同じだが、諸々の構造違いから板としては別物に感じた。Oneに比べるとやや細身であるのとフレックスもあるので、Oneよりちゃんと曲がる。ノーズのロッカーは控えめで、パウダー板の中では接地端が端にあるほうかな。というところも考えると密密のツリーよりも、やはりOneと同様にオープンのほうが得意なのかな。良くも悪くもOneをいい子にしたような感触。自分はOneのほうが好み。

Zen San (Mid): 180cm 135-98-122 R20m
センター100mm以下のパウダー板。この板も180cmでサイドR20m。このスペックにこだわりがあるのかな。キャンバーの形状は、One+よりもフロントロッカーがあるような感じがしたが、気のせいかもしれない範囲。One+よりカービングしやすいものの、素性はパウダー板だと思うので、やはりカービングはソコソコ。体重軽めの人や、センター細めが好みの人ならいいのかな。試乗したのはMidモデルだけど、フレックスを固くしたモデルもあるようだ。

どの板も伸びしろがまだありそうな感じがするので、今後の成長が楽しみである。何にしろ国産、特に北海道産の板というところで応援したい。

おまけ ビンディングを付け替えたBent Chetler

ビンディングを付け替えるだけで、使いやすさが一変。軽くなった感じもあるし、なにより操作性が良くなった。そして板もしっかり撓むようになった気がする。載せ替え大正解!


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