そして翌日曜日はさらに20cmの降雪。諸事情でガッツリとはいけなかったものの、久しぶりの深雪はとても楽しく。
願わくば、来週にももう一回。
さてこのエントリーでは試乗会でのインプレをば。今回試乗したのは以下の13本。一本だけジャンル違いがあるものの、今回のテーマは165cm前後、R13m前後の小回り系の板。
- ATOMIC S9i PRO SERVO
- ATOMIC S9i
- ATOMIC S8i
- SALOMON S/RACE RUSH
- SALOMON S/RACE SHOT
- BLIZZARD FIREBIRD SRC
- BLIZZARD FIREBIRD COMPETITION
- K2 TURBO CHARGER
- OGASAKA TC-SS
- ROSSIGNOL DEMO ALPHA Ti LTD
- ROSSIGNOL DEMO ALPHA Ti KONNECT
- ELAN SLX FUSION X
- ELAN SLX FUSION X
- MOGU2 KAMOSHICA
気に入ったのはSALOMONのRUSHとBLIZZARDのFIREBIRD SRCでした。
さて細かい試乗記。
ATOMIC S9i PRO SERVO
165cm 117.5-65.5-101.5 R12.5
S9iといいながら、ノーマルのS9iとは諸々違い別物らしい。それでも軽快でスムーズな印象。重さも感じずオンザレールで気持ちいい。乗った感じはSpecの数字よりは、気持ち大回りに感じる。板の性能をしっかり生かして、ターン前半からちゃんと乗るようにすると、きっちりしっかり。
ATOMIC S9i
165cm 118-68-104 R12.7
ノーマルのS9iといっていいかな。Proと比べると幾分軽くて、切り返しも軽快。これに乗る事でProのほうがシットリとして落ち着いたのり味というのがよくわかった。Proからみると、ちょっとだけ安定性という観点では雑味があるかもしれないけど、諸々ベストバランスかも。いい板。
ATOMIC S8i
165cm 118-68-104 R12.7
なるほど、これを乗るとS9iの良さがよくわかった^^ S9iより少しだけ勝手に回ってくれる印象。そしてグリップ間、安定感が、少しだけ落ちる。グレードが下がるにつれ、そのような傾向の様子。でもS8iでも十分。値段と性能のバランスで、どのグレードにするかっていう選択肢ですかね。
SALOMON S/RACE RUSH
165cm 121-68-104 R13.0
写真は現行モデルのSLらしいが、これにノーズガードが付き、トップシートがエンボス加工になるのが来シーズンモデルらしい。基本的なのり味は大差ないとの事。接地長が長く感じ、加えてそれらがもたらす抜群のグリップ力を感じる板。まさにオンザレール。切り返しの速さ、ターン前半からのグリップ感最高。あえていうなら、試乗した板の中で一番ずらしにくかったかな。でも総合力で一番欲しくなった板である。去年の試乗記を読み返すと、去年も絶賛してる。◎。
SALOMON S/RACE SHOT
165cm 121-68-104 R13.0
RUSH対比、重量が軽く、ターン弧があり(板の意思で曲がるという意味)、グリップ感が少し弱く、ずらしやすい。安定性等を少し落とし、操作性を少し上げました的な印象。アトミック同様、グレードが下がるとこの傾向。一日楽に乗るならありかな。ガッツリ切ろうとすると、ちょっと足りないかも。
BLIZZARD FIREBIRD SRC
165cm 121-68-105 R12.5
人生初のBLIZZARD板。グリップ力、オンザレール感覚はとても素晴らしいが、SALOMONのRUSHとは別の乗り味。ノーズ側からしっかりたわんでグリップし始める感覚。切り返しを早くやろうとするとRUSHのほうが早くできそうな気がするも、SRCの乗り味はとても好み。サイド12.5mなのに、試乗したアトミックやサロモンより、ターン弧が大きく感じた。ターン後半のキレがとても気持ちいい。◎。
BLIZZARD FIREBIRD COMPETITION
166cm 121.5-70-104 R13.5
Spec通りSRCよりもターン弧大きめ。SRCの後に試乗した事もあり、それを引き立てる役回りになってしまったかも。安定感、グリップ感、ターン後半の切れ、全てにおいてSRCに一票。
K2 TURBO CHARGER
165cm 129-72-107 R13.0
Super Chargerとの兄弟機になるので期待はしていたものの、ざっくりいうとS8iやSHOTと同じような安定感、グリップ感。そこそこの小回り感で、ソコソコのグリップ。スーパーチャージャーと似た乗り味ではあるものの、S9iやRUSHには及ばない感じ。
OGASAKA TC-SS
165cm 120-67-104 R12.6
人生初のオガサカスキー板。メタル系の小回り板。ターン弧小さく、クルクルまわってくる。バーンが荒れてきたのもあるが、安定性はあまり感じない。小気味好いが、ガッツリグリップという感じはしなかった。
ROSSIGNOL DEMO ALPHA Ti LTD
166cm 122-68-104 R13.0
来季のロッシはピンクが眩しい。バーンが荒れてきており、乗り手の技量不足からターン前半が作れなくなりつつかる午後。そのせいか回しきれずターン弧が、大きく感じた。逆に安定感は抜群で安心して乗れる。朝一に乗れば楽しかったかも。
ROSSIGNOL DEMO ALPHA Ti KONNECT
166cm 122-68-104 R13.0
同板のセパレートビン。荒れてるせいか、こっちのほうが回しやすい。コンディションが良かったり、技量があればLTDモデルが良さそうも、自分的にはこちらのほうが扱いやすくて好印象。166cm 122-68-104 R13.0
ELAN SLX FUSION X
165cm 121-68-104 R12.8
乗った感覚ではS8iやSHOT、Turbo Chargerと同レンジの板に感じた。荒れ気味のバーンではもう一声の安定感が欲しい気がするも、ずらし易さも含めてそつないパッケージかも。
MOGU2 KAMOSHICA
165cm 121-70-99 R14.0
バーンも荒れて来たので、カービング板は諦めてコブ板。春用のコブ板がほしい年頃ではあるが、やはりコブ用の板をはいたからといって能力が上がることはなかった^^ この板はメタル仕様ではなくウッドだが、自分レベルだとメタル入りのデモ板のほうが、まだ滑れるというのがわかったのが収穫。こんな感じでした。石井スポーツさん、ありがとうございました。
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