2020年12月28日月曜日

右股の沢、調査アタック

キロロ定番のパウダースポット「右股の沢」。昨シーズンまではA2使って効率よく回せたものの、今季はそれができない。余市経由で戻るとなると、一本滑るのに40分から50分ぐらい。時間もそうだが、右股一本のためにぐるっと一周する事にへこたれる。

そうなると右股に入る人も減るはずで、逆に考えれば最高の穴場になりうる。もしかするとBC装備で登り返したほうが効率がよいかもしれないという期待があり、BC装備で右股の沢に調査アタックしてみた。当然登山届もマウンテンクラブに提出。


そして今季初の右股は、

激深でした!

右股が滑れる状態になるには、山頂積雪で200cmが目安。そこまで積もらないと、お帰りルートが確保できないのだ。現在の積雪は130cmちょっと。お帰りルート確保には足りないけど、登り返し前提なら問題ない。さらにここ数日で50cm以上は降ってるので当然モサモサ。上部のフラットエリアで、ストックはこのくらい簡単に刺さってしまう。板を脱ぐと、あっさり腰までうまる。


期待満々で滑り出すも、むしろ深すぎて板が走らない。さらに登り返しは超ラッセルで汗だく。装備もゲレパウ用のフルロッカーに、トラッカーという事もあり、登り返しのきつかった事。正直ヒャッホー感は少なかったけど、右股に行けた事自体が嬉しかった。

今回は調査目的だったので、ドロップから150mぐらい落としただけ。それでも登り返し時間は40分ほど。本来なならもう100mは落としたい&ラインを作ってしまえばもっと早い、ということを考えれば、一本40分から50分といった所か。

時間で考えればゴンドラ&Y2と変わらない。もう一度、1軍BC装備で試してみたい所だけど、BCでは期待したほど効率が上がらないようだ。一日右股で遊ぶよりも、荒れてない事を期待して、一日の締めの一本とするのがいいような気がしてきた。

入門&ガイド バックカントリースキー&スノーボード

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