Salomon MTN Lab
SalomonがBC用板にLabの名前をつけてリリースしていた板。シール付きのいい出物をオークションでゲット。板は超軽く、KingPinと合わせると、軽いこと、軽いこと。そのおかげで登りが今までになく楽に。ウェスト115mmと手持ちのパウダー板の中では一番細いけど、滑った場所のほとんどが裏のオープンなので浮力不足は感じず。
構造としてはテールロッカー無し、ノーズロッカーも控えめで、しかもゆっくりとせり上がる形。ハンプを乗り越える能力は少なく、深いところではノーズを上げるような意識しないと、つんのめる傾向があったものの、これはセットバックを増やして解決。むしろ、この形状の効果でとても速い板になっている。
テールロッカーの無いパウダー板も初めてだったが、オープンをドカンというコンディションではむしろ好都合。ただしちょっと細かいツリーや、重重の春雪では取り回しの悪さが顔を出す。またカーボンが主たる補強材のようで、そのためハリが強くスティッキーな印象。
まあ登坂特性と滑走特性のバランスというところでは、さすがLabの名前を関する板だけあって、いい板だと思う。BC板は当分はこれでいいかな。
ただ滑りに絞って考えると、去年まで使ってたAtomic Automatic 117(現行モデル名ではBackland 117)のほうがいい。テール側にもロッカーがあるので、小回りも効くし、整地、パウダー、どちらを滑っているときもしっとりと板が撓んでくれる感触がある。
Ogasaka ET-12.5
実際に乗ってみると、かなりフレックスが柔らかく、トーションも低い。この柔らかさを活かしてツリーを楽しもうとすると、テールにロッカーが少ないせいか思ったより小回りがきかない。VolklのTWOやAtomicのBent Chetlerのほうが全然使いやすい。逆にオープンでガツンと滑ると、テールは走ろうとするのだけど、ノーズが撓みすぎてブレーキに。自分の体重との兼ね合いもあるが、いまいち使い所が難しく、結局シーズン中にドナドナと相成り。
中心線定規と丁番ドリル
ビン付けツールとして活躍した中心線定規と丁番ドリル。中心線定規はスコヤ方式よりも簡単で正確に中心線を測定できるものの、もう一手間かけてちゃんと中心位置にあるかを別の定規で測らなければならなかった。失敗ではなかったけど、もっといい方法を探さなければ。丁番ドリルは大正解。このおかげで格段に穴あけが早く、正確になった。なんだかんだで6セット分ぐらいはビン付けしたかも。簡単にできる道具があると、付け替えもカジュアルにやる気になるものである。
過去記事: ビンディング取り付け 中心線定規と丁番ドリル
ポモカシール
MTNについてきたシール。昨シーズンまではG3のハイトラクションを使っていた。ポモカに変えたのは、運用が楽そうだったから。シール自体が軽いので、登っているときもザックに入れたときも負荷が少ないし、収納時には糊面同士を貼り付ける事ができるので、手早く作業できるし、荷物も少なくできる。とはいえグリップ力ではハイトラで間違いないので、コンディションで使い分けてもいいかな。
ストック
ゲレパウ用に120cm、コブ用に105cmと、2種類を使い分けているのだけど、105cmのストックをさらに短く持ってコブったところ、上体が乱れなくなり、全然滑りやすくなって驚いた。コブを滑ろうとおもったら板の長さより、ストックの長さのほうが重要なのでは???
いろいろ考えて100cm-125cmの伸縮ストックをゲット。伸縮ストックは激しく使うと長さが変わってしまうことがあるので好みではないのだけど、コブで最短の100cmで使っている分には、それ以上短くなることはないかと思い。結果、整地でも110cmぐらいで滑れるようになり、ゲレンデ滑りがとても楽に。
K2 Appach Crossfire
子供と一緒に滑るため、どんなに手荒に扱っても惜しくない板が必要で、オークションで激安で入手した板。多分0809年ぐらいのモデル。当初目的はそうだったものの、予想外に基本性能が良く、使い勝手が良い。バッチテストもこれで受けたし、バンクドもこれで滑った。今時期のコブ滑りもこれがないと始まらない。今シーズン、一番活躍した板である。
ただ本当にボロボロなので、後継を考えないと。コブ向けにもう少し柔らかい板が気になるものの、まずは整地用のちゃんとした板を用意したい。R13ぐらいでバッチテストで使えるようなものを狙いたい。
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