2015年12月8日火曜日

膝パウでLong

12月に入ってからモリモリのキロロ。そして早くもディープシチュエーション到来。深さはスネから膝ぐらい。早速MOSS Longを試す。グランドラインの脇パウ、朝里などのほぼフラットからやや荒れ程度のコンディション。


いいような気がする。やはり扱いづらさは無く、スムーズに扱える。もちろん浮力が不満になる事はない。一番良さを感じるのはノーズ。見た目通り長いノーズは、高さも低い。のでノーズのせり上がりがとてもなだらか。ノーズの雪抵抗がとても少ない。

以前所有していた0607fishはノーズのせり上がりが急で、その部分の抵抗がすごかった。Magic38やSpeed Masterは0607fishに比べると全然なだらかだけど、Longに比べると抵抗がある。ちなみにImpossibleはスムーズなノーズを持っているように見えるので、やっぱり乗ってみたい板。

板の良さはヒシヒシ感じるものの、やっぱり他の板と比較しないとわからない事も多い。Longを乗り続けたいコンディションだったものの、あえての板チェンジ。JonesのFragship164。

164cmの長さと25.4cmのウェストからなかなかの浮力を持っている板。浮力だけならSpeed Masterとあまり変わらないかな。ただしフルセットバックしての話。

Longと同じようなコンディションの場所を滑ってみる。やはり160クラスの板のほうが小回りが効くし、カービングはFragshipかな。短さを活かしてタイトに細かく攻めれるものの、浮力や安定感、そしてスピードは間違いなくLong。特に斜度が緩いと顕著。Longが長いという事も再認識できたけど、その扱いやすさとターン弧はどこでも使えるレベルかな。むしろゆったり目のターン弧は体に優しいので疲れにくい。まあSpec値から予想できる凡庸なインプレションだけど、実際テキストにするとそうなってしまった。

実際乗り比べて、Longの性格もよくわかった。ざっくりとまとめれば、ちょっとでも積もった日ならLongで問題なく、タイトなTreeRunやBCならFragshipという運用になるかな。

残る試したい性能はN2Bでの滑走感。N2Bを直滑った時、どんな感じになるのか。「ガー」と行こうと思うとダブルピンの安定感が欲しくなるような気がするも果たしてどうなるか。

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