2019年1月20日日曜日

新兵器 three

パウダー性能に関してはVolklのtwoでほぼ満足しているものの「もっと浮力があったらどうなんだろう?」と考えてしまうこともしばしば。昨シーズンもこの衝動からK2のHellbentに手を出した。
過去記事: ピエロの正体
全長189cm、ウエスト幅132mmは浮力は素晴らしかったが、如何せんノーズが柔らかすぎてスピードが出ない。結果数日の使用でドナドナとなった。

やはり130mm台の板となると候補は絞られる。そして今回Volklのthreeを入手。すでにディスコンモデルだが、twoの幅違い兄弟である。
1617モデル コスメも気に入った

Specは186cm, 150mm-135mm-140mm, サイドR50.9mといったもの。サイドR50.9mって意味不明も、まあ主戦場はパウダーなので。そしてゴンドラが2日間動かなかった次の日、満を持して投入。


気になる乗り味は?
「速い!」

なんというか、まっすぐ下に落ちていく。深雪での浮力は文句なし。twoより明らかに速く、そしてどんどん下に落ちていく。高速でふわふわと滑っていく感覚は超楽しく、自然と笑いながら滑っていた。これはN2Bとかでも楽しめる予感。いいね。

フルロッカーだけあって深雪内での取り回しもバッチリ。ただ明らかにtwoより大回りというか、細かい操作は難しい。右股の沢では気にならなかったけど、朝里沢はちょっと狭いかな。まあ足を使い切っていた事もあるけど、沢沿いに降りてからの細々がとても疲れた。

ちなみに整地を滑ったら、サイドRは本当に50.9mな感じでビックリ。直滑降に近い大回りしかできない^^ 曲がるときは基本ズラすしかなく、それでいてエッジのかかりが弱く、制動力も弱い。今まで乗った板の中で、整地は最弱なのは間違いない。

なんだかんだで午前中はずっと深雪を堪能。パウダーとはいえずっと滑り倒しで疲れた。という事で午後はtwoに履き替え。


なんというかtwoがとても小さく可愛く感じた^^ 格段に扱いやすい。threeで滑った右股の沢、朝里沢も滑ったけど、板の性能の違いがあらためてわかった。

細かく比較してみた。2つを並べてみる。

three  1617モデル
186cm, 150mm-135mm-140mm, R50.9m

two 1415モデル
186cm, 146mm-124mm-138mm, R28.2m

実物はThreeのほうがやや長いようだ。よくよく見てみると、キック量にも違いが。ノーズ側はわずかにthreeが大きい感じがするも、ほぼ同じ。

twoのキック量、ほぼ7cm

threeのキック量、7cmちょっと

しかしテール側は明らかにthreeのキック量が少ない。

twoのキック量、約6.5cm弱

threeのキック量、4cmちょっと

この辺の違いが取り回しや、速度として現れている気がする。2本は兄弟機種でありながら明らかに性格が違う。ガッツリ降った時やオープンバーンはthree、普段はtwoという棲み分けになりそう。また道具が増えてしまった^^


2 件のコメント:

  1. ダルです、こんばんは。

    板の選択、悩みますね!。
    19日は俺も、最終兵器(arg)投入して。
    メチャ楽しかったです。
    またキロロで、一緒に滑りましょう(^^)/。

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    1. ダルさん、どうもです。argって、まさかの逆サイドカットのアレですか?またよろしくお願いします。

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