2016年9月2日金曜日

モノログ: 4000S2をじっくりと

Kamui石狩から使い始めたコンチの4000S2。いつもの手稲でも使ってみたので、あらためてのインプレッション。コースコンディションとしては約25kmのフラットと、9kmの上りと9kmの下り。

ざっくりとした感想としては、転がり抵抗は低く感じ、乗り心地は変化少ないも余裕あり、漕ぎ出しは重くなり、上りは微妙、といった所。直前に乗っていたのはPro4サービスクルス23Cなので、それとの比較だ。4000S2は25Cなので幅の違いもある。



転がり抵抗(RR)は少ない気がする。Pro4を初めて履いた時、RRが大きくなった事を覚えている。その前に履いていたExtenzaが古かったので、新しいタイヤによるものとして飲み込んだ。今回も同じような現象に遭遇するかと思いきや、使い古したPro4より巡航が軽く、速度の落ちも少なかった。この点はいい。

Pro4はグリップ感と乗り心地の良さが心地よかった。4000S2はPro4ほどグリップ感は良くないものの、全然十分なレベルで操作感にも不満なし。乗り心地については大きな変化なし。悪くは感じなかったものの、それは25Cの効果かな。もし23Cだったら明らかに苦しいかも。

乗り心地はそれほど変化しなかったものの、振動や衝撃の受け止めには余裕が出てきた気がする。Pro4だと小石を踏んだり弾いたりすると「カンカン」と高い音と振動で余裕が無さそうだけど、4000S2は弾きも音も少ない。特に段差の乗り越えは明らかに4000S2に軍配。これは25C化による効果なのか?長い目でみると信頼性に差が出てくる気がする。

そして残念ながら悪化したのが漕ぎ出し。ちょっと重くなった。チューブとかも変わっているので、まとめてみる。

Pro4 サービスクルス 23C: 200g
チューブはR'Airを使用。重さ62g。
トータル262g

4000S2 25C: 225g
チューブはRace28 Supersonic 50gを使用。
トータル: 275g

タイヤ単体で25gの増加。チューブが軽くなったので、トータルでは13gの増加。そしてサイズ的な所ではcateyeの周長ガイドでは、25cは9mm程長い。単純に重さや長さでは測れるものではないけど、13gと9mmの増加の影響なのだろか。そして漕ぎ出しが重たくなったので、上りもちょっと大変になった気がする。

まあ上りにフォーカスするなら23Cで軽いタイヤのほうがいいのだろうけど、自分がタイヤに求めているのは低RR、対パンク性能、乗り心地。一言でいうなら長距離性能なので4000S2

25Cで良かった気がする。巷の評判ではミシュランのPowerシリーズ、Enduranceは乗り心地もいいそうなので気になる所ではある。

ちなみにRace28 Supersonic。触った感じもR'Airよりも薄く、柔らかい。
使い始めたばかりなので耐久性はこれからだけど、チューブはこれでよさそうだ。


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