そんな下心もあって選んだブーツ。型落ちで安かったのもあるけど、BCや普段歩きに快適そうなウォークモード付き、そして熱成形でラスト109mmまで広げられるのが魅力でほぼ即決。まあ使ってみてからじゃないと、過不足はわからないので初めの一足目としては十分だ。
で使ってみた。
さぞかし楽をさせてくれるだろうと思ってたウォークモードは期待が強すぎた。3rdバックルやベロクロを締めあげた状態だとそれほど動かない。実際登りで使うなら上部は緩める必要があるかな。ちなみにアルペンボード用のハードブーツも前傾ロックフリー機構があるのだが、そっちのほうがグリグリよく動く。それくらいの可動性を期待してたのだけど、いまいちだった。まあこんなモノかもしれないので、これはこれで。
そしてホールド性。4つ目がバックルではなくベロクロの構造。これがきちんと締め上げるのにちょっと大変。目一杯締めあげて、やっと満足するホールド感になるので、毎回力仕事が待っている。4番目がベロクロのブーツをそこそこ見かけるような気がするが、メリットはなんなのだろう。締めればフィット性がいいのかな、それとも軽量化かな?ゲレンデで使っている限りだとバックルのほうがいいと思うが、外に出たり登ったりすると良さが出てくるのだろうか。
きちんと締め上げればホールド性には不安はない。シェル硬度100だがウォークモード付きなので普通の100より柔らかいらしい。でもまあ、自身の滑りはしょぼいし、幼児同伴とパウダーシチュエーションなので、この硬さでも大丈夫なのかな。正直もう少し硬いほうが安心感あるのだけど、今のところは大丈夫。
そして買った時には気づかなかった良い点も。まずはソールデザイン。
スキーブーツの底は「つるん」としているイメージだったが、ソールにパターンが刻まれている。これが非常に調子よく、平地歩きでも滑りにくいし、板をもってハイクするときも非常に安心感高い。
そして最近気づいたのがソールをTECHビン対応のものに変えられる。ビス4本で簡単にソールのパーツが外れる。
そもそもTECHビンというもの自体今シーズン初めて知った^^
TECHビンディングって
今までは「不思議な形のビンディングだなー」ぐらいにしか思わず、気にもとめなかったのだけど、BC装備という観点で見るとかなり魅力。そして調べてみるとなかなか楽しそうな世界だ。パウダー滑れるようになったらツアービンディングにしてみようとは思っていたが、俄然TECHビンも視野に入ってきた。
いろいろとわかってくると気になるところも出てきたが、まずは最初の一足目としては満足だ。スキーレベルがもう少し上がるまではこれで大丈夫そう。そしてBCというキーワードを何回も出しているけど、今シーズンは一度も登ってない...。たとえ今シーズンは登れなくても、復活の日にはスキーで行ける事を目指して。
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