MTB始めました

MTB始めました。相棒はTrek、2021モデルのMarlin7。一緒に写っているのは、同時期に購入した息子さん用のHaro Flight Line 20インチ。

息子さんの今年の夏シーズンのお題目はban.KでのMTB練習。いままでは普段乗ってるMTB風のKidsサイクルで頑張っていたのだど、いろいろなきっかけでやる気レベルも向上。という所でちゃんとした道具があってもOKな感じになったので。

自分自身もMTBには興味があったものの、軸足はブルベなので、それほどの思いもなく。ただ購入するなら、息子さんと自転車遊びができる今しかない、という事で思い切りました。ちなみにコロナ渦で世界的に自転車がバカ売れしているらしく、札幌でも在庫薄。なんとか探してHaroとTrekをゲット。期せずしておそろい配色に。

MTB購入の目的は息子さんとTrailというところは揺るぎないものの、いざ買うとなると「もしかしたらスパイク履いて冬走るかも」とか、「もしかしたらブルベも走っちゃうかも」とか、「もしかしたらニセコでDHしちゃうかも」とか、可能性の低い事まで考えちゃうし、「27.5インチのほうがいいのかも」とか、「機会式ディスクブレーキでもいいんじゃない」とか、いろいろな思考がグルグルめぐり決めきれない。

タイミングよく、夏キロロで遊ぶ機会があり、MTBをいろいろ試乗。ファットとか、27.5インチとか、いろいろ乗れたけど、どれもこれも楽しい。ただブレーキだけは油圧のほうが圧倒的によいと感じので、それだけは譲れない項目として、札幌市内の在庫車とにらめっこを始めた。

Marlin7自体はエントリーモデルではあるものの、29インチタイヤ、油圧ブレーキ、Lock付きフロントサスといい感じのSpec。これを満たす自転車は他にもあったけど、最終的にはフロントがシングルギアという事でMarlin7をチョイス。

納車後、早速アスファルト路を軽く走ってみた。そして自転車としての違いにびっくりした。もちろんMTBに乗ることは初めてではないが、今はブルベに没頭していて、それがためにロードにガッツリ乗っている状態。その感覚下でMTBに乗ると、その違いに驚いた。

いちばん「え！」と思ったのが、遅いこと。トップの変速比はフロント28T×リヤ11T。これだと簡単に回しきってしまう。感覚的にはママチャリのトップスピードとあまり変わらない。ロードだと緩めの巡航速度ぐらいで、まだまだこれから速度だせますよ、という状態。これ以上、伸びしろが少ないという現実にとても驚いた。逆にロー側の組み合わせはフロント28Tにリヤ46T。アスファルト上だと、全く踏みごたえなく、チェーンが外れているかのような感覚。

同時に「これって圧雪斜面でパウダー板の評価してるのと同じだな」という理解もあったので、驚きは驚きとして楽しむものの、むしろオフ路での感覚が楽しみに。そして週末、期待しまくりでban.Kに向かう。息子さんもHaroのシェイクダウンという事で、いつになくやる気満々。

フロートレイルを走ってみる。次から次へとパンプとバンクがやってくるので、忙しい。というか楽しい。アスファルトでは回しきったリヤ11Tも、それを使うまでもない。多分ガッツリDHとかやらなければ、28T×11Tで十分そうだというのがわかった。

そしてそこそこの登坂路、押し歩きをやめて、あえて乗ってみる。アスファルト上では踏みごたえが無かった28T×46Tがちょうどいい。というかこのぐらいのギアがあれば、そこそこの坂でも漕いで登れるという事実がびっくり。MTBは山自転車なんだなと実感。

というMTBの所感でした。

まだまだ入り口に立ったばかりのMTB生活だけど、いろいろと楽しそうだ。野幌トレイルや八剣山トレイル、そして手稲山山頂とかにチャレンジしたい。そして今一番欲しいMTBパーツはドロッパーシートポスト。買うならシューズかなーとか、タイヤかなーとか思ってたけど、今ドロッパーが一番欲しい。

ちなみにban.K、賑わってます。シーズンは11月頭までの予定だけど、見てて刺激になる上級者や、自分と同じような初心者もたくさん。車で30分、自走も可能な距離にこのような環境があるのはありがたい。

来シーズンは、ban.Kの夏シーズン券を買おうと決心しました。

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