2018年5月5日土曜日

ハンドル交換とDI2配線: サテライトスイッチ

DI2とエアロバー。この2つがあるならサテライトスイッチもでしょう。ブルベ中はブラケットに持ち替えずに変速したくなるはず。

デフォルトのハンドル周り
ステム下面にSM-EW90-AのジャンクションA。それに左右のSTIレバーから外装でのケーブル接続。極めて一般的。これにサテライトスイッチをどうセットアップするか?違うジャンクションAパーツや、合わせてBluetooth化も含めて考えると、様々なパターンが考えられる。


考えて考えて、決定した構成図はこれ。サテライトスイッチをエアロバーの下部分に付ける感じで。

最初はエアロバーの上側につけようと考えていたけど、意外とスペースがない。掴む部分の下側なら操作性としても許容範囲なのでそこに。そして近くにジャンクションAがあるので、そこに直接つなぐ。今はEW90のポートが全て埋まっているので、一つ空けるため左右のSTIを内装でつなぐ。というのがこの構成の背景。最終的にはEW90をMT800に置き換え、充電しやすくしたり、Buletooth化もしたい。

構想が決まったので大工事のスタート。まずはハンドル部分から。

最初にやらなくてはいけないのがハンドル自体の交換。新車についてきたのはCanyon純正品、H17 ERGO ALV13。幅380mm、ドロップ128mm、リーチ70mm。
初期位置ではブラケットは結構手前。これが窮屈さの原因かとも思い、前にずらして走ってみるもやっぱり窮屈。ちなみにAnchorについているハンドルの詳細はわからないものの、実測で400mmの90mmぐらいはありそう。

いろいろ調べて交換候補をこれにした。

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EASTON EA50。アルミ素材でお手軽価格。ブラケット部分での幅は400mmも、下ハンがハの字に開いていて、端-端では420mmになる。長距離に良さそうだ。

H17は実測で266g。標準品でこれなら悪くない。

交換予定のEA50。実測で316g。重たくなるけど気にしない。

並べてみた。まあ広くなりそうである。

暫定ポジションでいざ試走。場所はいつもの手稲。

H17は70mmという大きさからやはり狭い。ダンシングで体を預けるが一番狭く感じる。幅については普通に走っている分には大きな差は感じないものの、やはりダンシング時にどっしりと預ける事ができない。小さなアクションで十分に動いてくれる感もあるけど、やはり自転車の上で可動できる範囲が広いほうが何かと楽だ。

ブラケットの装着位置でだいぶ感覚が違うので、何度もセッティングし直す。なんとなく良かったポジションはここ。
実際にブルベで使うとまた変更かもしれないけど、今の所はいい感じ。

そして内装配線。

普通のアルミハンドルなので、穴あけから。最短ルート考えればブラケットの直ぐ上あたりだけど、常に荷重がかかっている所。耐久性を考えてブラケットの下側とした。

左STIを内側下方向から見た図
紙テープでボールペンでマーキング。ここは下ハン持たない限り荷重がかからない。

ドリルで穴開け、ヤスリでバリとって完成。

内装配線のSD50。
穴-穴ならもっと短くて十分だけど、作業性を考え950mmをチョイス。結果的には正解で、900mm以下だと作業が大変だったかも。

一旦ハンドル端からコードを出して、開けた内装穴から導入線を入れて引っ張り出す。本当は一回だけ折り返す想定でいたのだけど、作業しているうちに2,3回曲がりこんでしまった。まあいい遊び留めだと思えばいいかな。

赤線がハンドル内を通っているコードのイメージ。

両穴からコード出てます。

左STIは内装穴から出ているコードに接続。

右STIも内装穴からのコードに接続。これで両STIがつながった。
ジャンクションAに伸びるコードは今まで通り外装で。

サテライトスイッチ用のポートの準備ができた。

ブレーキケーブルの長さも調整してハンドル部分完成。

次はエアロバー回りのセットップだ。


2 件のコメント:

  1. Doddy さんこんにちは、昨年ブルベでお会いした単身ケンケンです。

    スノーシーンのブログも大変興味を持って読んでいましたよ!

    いつもすごく感心しています。

     さて今年もすごい新兵器投入ですね!  電動化!

    自分は逆にシンプルな方向に興味が向いています。

    またブルベでお会いしましたら、新マシンみせてくださいね!

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    1. ケンケンさん、どうもです。なにやら200kmをピストで完走されたようですね。上りも下りも大変だったと思いますがさすがですね。オイラは文明の利器で楽する方向に走りました^^ 今シーズンもよろしくお願いします。

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