2016年6月8日水曜日

もっと引き足を

KAMUIでいろいろな人達の走りを見た事で、いろいろと刺激になった。平地だとわからないが、登坂では力量差が明らかだ。まずは登坂をもう少しまともにしたい。

手稲だと顕著なのだが、長い登坂だと後半バテてしまう。体重、脚力ももちろん影響しているけど、いわゆる「引き足」をちゃんと使ってうまくペダリングできれば、もう少し良くなるような気がする。


あれこれ考えながら走ってみると、やっぱり「踏み込み」に偏っている気がする。感覚的には「踏み:引き」の割合が8:2かな。諸説あるものの5:5から、むしろ引きの割合を大きくするようなイメージがいいようだ。

ところが引きの割合を増やそうとしてみるもギクシャクしたり、力が入らない。ギクシャクは慣れや技術の問題があるものの、力が入らないのはポジションの影響もあるはず。思い切ってシート位置を見直す事にした。


引き足を意識した上で、シート位置の前後、上下、角度もすべてイジってみた。結果として、シート高さと角度が変わった。

シート高さは今までより1cmぐらい高くなった。ペダルからの距離を長くする事で、単純に引く時に力を入れやすくなった。逆にペダル下死点付近で無駄に発生していた踏みも減った気がする。

シート角度は水平が基本と知りつつも、前下りで使っている。前下りのほうが座りやすいのだが、引き足を意識すると座り直しの頻度が増えた。引くことでシートの前方向にずれやすくなったのかもしれない。前下り量を減らしてみた所、ずれにくくなったような気がするし、力も入れやすくなった気がする。

シート前後位置もいろいろ試したが、結局元の位置に戻った。後ろ目の設定のほうが回しやすいという情報があったので試してみたが、引きやすくはなるものの、踏めなくなり、力が入らなくなった。前後位置で大きく改善するのではと思っていたが期待はずれであった。


いい位置を探し当てるまで何日もかかったけど、今までより良くなった。踏み込みでのがんばりが減ったので「力をつかってるぞ」感は減り、逆に「あれ、このギアで行けるんだ」という事が増えた。

手稲では今までよりも2速、3速の使用頻度が増え、今まで入った事がなかった5速とかを使う機会も出てきた。小林峠では今までインナーで走っていた所をアウターで走り切れたり、斜度がきつい所でも1速に落とさず、2速もしくは3速で走れたり。

体調や天気も大きく影響してはいるものの、ペダリング改善の効果も寄与していると信じたい。ただし、まだまだギクシャク感満天。無意識に走れるようにならないと…。


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