春シーズンに入った所で、21-22シーズンのシーズンパスの超早割が発売された。付帯サービスにも変更があり、残念ながら「値上げ」である。
超早割は期間限定で現地販売のみだ。気になる価格は以下の通り。ちなみにカッコ内は今シーズンの価格。
シーズンパス
アダルト:52,000円 (40,000円)
シニア:50,000円 (38,000円)
ユース:35,000円 (33,000円)
チャイルド:23,000円 (21,000円)
1年前の記事、キロロ 20-21シーズン券 現地販売特別価格 超早割へのリンク
大人用のシーズンパスは12,000円の値上げ。また付帯サービスにも変更がある。個人的に気になる点を直接問い合わせた内容も含めて、現時点の情報と考えをまとめておこうかと。
では詳細。
①キロロトリビュートホテル無料宿泊券(素泊まり1泊2名様)× 2枚プレゼント!宿泊券有効期間は2021年10月31日まで(ホテル営業日)。
②キロロバリューチケット(12,000円分)×1冊プレゼント!有効期間は2021年12月31日まで。
実質値上がり分を相殺するバリューチケットが付いており、これを使い切れれば価格は同等となるのかな。ただしバリューチケットの使いみちは、基本的に直営レストランを主にテナントレストラン数店舗。確認したところ、リフト券やレンタルの支払い、キロロ温泉の入浴費としては利用可能との事。ただし個人的に使えるとありがたかった下記のケースはだめのようだ。
-アニー含むレッスン費用の支払いには使えない
-バンクールへの支払いには使えない
-マウンテンクラブへの支払いには使えない
また使用期限は12/31。さらに10/31までが期限の無料宿泊券も使うことができれば、お得と言えるかもしれない。
<通常価格と早割価格>
超早割は5/5までの特価品であるが、それに続く早割価格と通常価格は以下の値段である。
アダルト:65,000円
シニア:60,000円
ユース:45,000円
チャイルド:30,000円
早割
アダルト:55,000円
シニア:53,000円
ユース:38,000円
チャイルド:26,000円
早割の販売は7月から12月までの予定らしい。超早割には手を出しにくいという状況なら、早割で手を打つというもありかと。「ホテルは利用しないし、バリューチケットの使いみちも怪しい」というなら、価格的に大差ない早割は選択肢だと思う。
< シーズン券の付帯サービスの変更 >
さらにシーズン券の付帯サービスにも増減があったようだ。追加となったサービスはホテル利用特典。特別料金でホテルに泊まれるようだ。
1.特別料金(40%OFF・朝食付)でホテルにご宿泊いただけます。(トリビュート&シェラトン)予約リンクはシーズンパスご購入後にメールにてお送りさせていただきます。
逆にサービスダウンとなったのは温泉利用。今シーズンまで特に制限はなかったが、10回までの回数制限が付いてしまった。
2.キロロ温泉無料クーポン10枚プレゼント ※タオル等は有料、2021-22 スキーシーズンのみ利用可能
温泉については10回以上利用している人は結構いると思うので、ショックを受ける人は多いかも。この温泉特典が付いたのは18-19シーズンからで、3シーズンもの間、この温泉特典のありがたみを受けていた。回数制限となるのは悲しい。
< さてどうするか >
実質的な「値上げ」であり、「そうなるよねー」と思うと同時に、「そりゃないよー」と思ってしまった。ただ脊髄反射的にネガティブにならず、冷静に考えると、まだ割安と言えるのも事実。
同規模のゲレンデと比べると、シーズン券で52,000円というは安いと言える。加えて10回まで温泉は入れますよーという特典があるとも。他と比べるとコスパは優秀で、むしろ今までが超割安だったという事は理解の余地があると思う。もちろん安いほうが嬉しいのは間違いないし、値上がりはショックであるけど。
個人的には価格も気になるが、それ以上に気になるのは、本質的に楽しめるゲレンデとなるかどうか。
キロロまで通う理由はいろいろあると思うけど、自分の大きな理由はパウダー。これに関して言えば、今シーズンは朝里リフトが運休し、オフピステエリアはかなり制限された営業だった。雪に恵まれたシーズンだったものの、昨シーズンのほうが楽しんでいた感覚すらある。理由は理解できるけど、正直にいうと残念に感じた。
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