SHIMANO 105 FC-5800
普通に50-34T化で十分なのだが、チェーンリング交換で進めるなら52-34Tというギアセットを作ってみたいという気持ちが。というのも下りや追い風の時に52×12で走るチャンスがソコソコあり、可能ならばこのギア比を残しておきたい。またローギア化を進めるということは登る機会が増える->下る機会も増えると考えれるので、今までよりも出番が増えるかもしれないので。
問題は52-34Tとする事でディレイラのキャパシティを超えてしまう。フロントのFD-5700はキャパシティは16。52-34Tの時点でアウト。リアディレイラーRD-5700のキャパシティは33。スプロケは12-28Tなので歯数差16。フロントと合わせると34なのでキャパシティオーバーだ。
Google: ディレイラのキャパシティ
同じことをしている人がいるはずとググってみるも、実際に組み上げたという情報には行き当たらず。まあシフトへの影響もありそうなので、手を出しにくい一手ではある。いろいろ弊害がありそうなのでちょっと悩んだが、思いついてしまったのでとりあえずやってみる事にした。
しばらく52-34Tを使い、その後50-34Tにチェンジ。比べて調子がいいほうにする作戦で。
まずは部品購入。インナーの34T。
アウターの50T。
これらのチェーンリングはトルクス規格のT30というボルトで留まっている。トルクス工具は持っていなかったのでT30のみ購入。
今回はチェーンの長さ調整が必要になるかもしれないので、事前に状態を確認。
アウターローの状態。プーリー位置から考えると、ちょっとだけチェーン長いか。
そして交換作業。ひっくり返して
チェーンリングを固定しているボルトを緩める
後輪をブレーキかけた状態にすると力をかけやすかった。まずは4本とも緩めるだけ。上下元に戻してからボルトを外す。
反対側からの写真。この時にはチェーンを外してある。
外れた。
クランクを外さなくてもいいので作業は簡単。トルクスボルトもあっけなく緩んだ。
今回はインナーだけの交換。左が36T、右が34T。
下端合わせで重ねてみると、外形でこれだけの差。
34Tを付けて組み上げる。インナーギアは表裏と取り付け位置に注意。ギアリングの内側に突起があるが、それがクランクと同じ位置に来るようにセットする。
取説だと「マーキングのある面が裏側で、△印または凸部がクランクの位置にくるようにセットします」との事。メーカー取説PDF
アウターは表裏で間違う事はないけど、取り付け位置を180度間違うと表面が平らにならない。180度逆につけるとこんなこんな感じ。
正しくつけるとこうなる。
FC-5800 52-34Tの完成。
続いてチェーン調整。まずは長さを変えずに付けてみる。インナートップにしてみるとテンションがかからず、ベロンベロン。使えないレベル。
一コマ詰める。
一コマ詰めるだけで、インナートップは問題ない状態に。一コマって意外と効くようだ。
アウタートップの状態。ちょうど良さそう。
減速比の変化
36T×27T -> 1.33:シーズン開始時
アウターローの状態。プーリー位置から考えると、ちょっとだけチェーン長いか。
そして交換作業。ひっくり返して
チェーンリングを固定しているボルトを緩める
後輪をブレーキかけた状態にすると力をかけやすかった。まずは4本とも緩めるだけ。上下元に戻してからボルトを外す。
反対側からの写真。この時にはチェーンを外してある。
外れた。
クランクを外さなくてもいいので作業は簡単。トルクスボルトもあっけなく緩んだ。
今回はインナーだけの交換。左が36T、右が34T。
下端合わせで重ねてみると、外形でこれだけの差。
34Tを付けて組み上げる。インナーギアは表裏と取り付け位置に注意。ギアリングの内側に突起があるが、それがクランクと同じ位置に来るようにセットする。
取説だと「マーキングのある面が裏側で、△印または凸部がクランクの位置にくるようにセットします」との事。メーカー取説PDF
アウターは表裏で間違う事はないけど、取り付け位置を180度間違うと表面が平らにならない。180度逆につけるとこんなこんな感じ。
正しくつけるとこうなる。
FC-5800 52-34Tの完成。
続いてチェーン調整。まずは長さを変えずに付けてみる。インナートップにしてみるとテンションがかからず、ベロンベロン。使えないレベル。
一コマ詰める。
一コマ詰めるだけで、インナートップは問題ない状態に。一コマって意外と効くようだ。
アウタートップの状態。ちょうど良さそう。
減速比の変化
36T×27T -> 1.33:シーズン開始時
36T×28T -> 1.29:前回
34T×28T -> 1.21:今回の変更後
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