キロロに行ってから気づいた石井スポーツの試乗会。レデツカのように二刀流!というレベルではないけど、ボードに引き続きスキーの試乗録。
今回のラインナップは基礎系のカービング系がメイン。カービング滑りもボードからスキーに移行しつつあるので、この試乗会もストライクゾーン。
今回試乗した板はこれら
Rossignol DEMO Alpha Ti KONECT 166cm
FISHER RC4 THE Curv DTX 164cm
FISHER RC4 THE Curv Ti 164cm
VOLKL RACETIGER SL DEMO 13 165cm
VOLKL RACETIGER SC DEMO 14 165cm
ATOMIC BACKLAND BENT CHETLER 100 180cm
SALOMON S/MAX 12 165cm
SALOMON S/MAX BLAST 12 165cm
SALOMON S/RACE RUSH SI 165cm
さていってみましょう。
Rossignol DEMO Alpha Ti KONECT 166cm
Alphaシリーズは硬いという評判をよく見るが、そのような印象は特に感じず。ガッツリグリップに加え、ターン弧はやや小さめなので楽な板ではないけど、硬さからくる乗りにくさは感じない。ターン後半、足下からテールにかけて切り上がっていく感じが強い。丸一日乗るには厳しいけど、乗ってて楽しい板。
FISHER RC4 THE Curv DTX 164cm
基本ショートターン板だけど、Alphaに比べると諸々マイルド。切り返しした直後の食いつきもマイルドで、ターン弧もやや大きめ。ある意味いろいろと丁度良く、素直に滑ってくれる印象。重量感も足下からトップにかけて軽く感じ、軽快だ。
FISHER RC4 THE Curv Ti 164cm
DTXをマイルドにしたモデルらしい。が、それほど大きな違いは感じず。DTX同様に好印象。
VOLKL RACETIGER SL DEMO 13 165cm
トップからテールまでペタッと接地してるような感じで安定しているも、回転弧が一本調子。フレックスが硬いのかな?もっとうまく乗れれば反応してくれるのかもしれないけど、自分の力量には機敏に反応してくれなかった。グラフィック、配色はとても好み。
VOLKL RACETIGER SC DEMO 14 165cm
FISHERのRC4とおなじような乗り味。それでいてRC4を少し安定させたような感じ。切り返し付近は穏やかで、その後はしっとりとグリップする感じ。トップとテールはロッカーが入っている様子。扱いやすい。
ATOMIC BACKLAND BENT CHETLER 100 180cm
来シーズンからラインアップされる細身のベンチュラ。まず軽い。持つだけでわかる軽さ、履いてももちろん。登りには大きな味方だ。トップとテールはロッカーしているので、よくある足下のみキャンバーの板の乗り味。パウダー内では楽に扱えるものの、浮力は予想通り足りない。120mmクラスの浮力に慣れていると、やはり100mmクラスだと... もっと体重が軽い人ならいいでしょう。
SALOMON S/MAX 12 165cm
XMaxシリーズの後継らしいがフルモデルチェンジとのこと。乗ってみると超ハイグリップの小回り。グリップ力にもの言わせてぐいぐい曲がっていく。いやスゴイ。Alphaのグリップ力が霞んでしまった。ちょっと曲がりすぎを感じるターン弧ではあるものの、切り返しはスムーズでやりやすい。一日乗るにはツライけど、小回りマシーンとしては最高。
SALOMON S/MAX BLAST 12 165cm
Maxを強くした板らしいが、スタッフ曰く、ここまでの強さは要らない。実際に乗ってみると、フレックスが上がっているのだろうか、ノーマルのS/MAX程回らない。SLとGSぐらいの弧の違いがある。嫌いではない乗り味だが、硬さのせいか接地感が薄い気がする。
SALOMON S/RACE RUSH SI 165cm
スタッフいわく、blastよりこっちがぜんぜんいいとの事。乗ってみた感じはS/MAXのノーマルとBLASTの中間ぐらいのターン弧と乗り味。グリップ力も十分で、接地感もある。切り返しの時にややフワッとする感じがあるものの一番バランスが良かった。◎。一日過ごせる板。レース的な名前がついているものの検定向きでは?
0 件のコメント:
コメントを投稿