2018年2月18日日曜日

ムラスポ パウダーボード試乗会

OFF PISTEコースが公開となった週末、タイミング良くムラサキスポーツのパウダーボード試乗会が開催された。

OFF PISTEゾーンにはここ数日で降り積もったパウダーがたんまり。加えて余市エリアでもOFF PISTEコースを使えば効率的に試乗ができたので、絶好のパウダーボード試乗会日和。さて試乗記録はここから。


RIDE MTNPIG 162
板推奨のセンターで位置で乗ってみるも浮かない。セットバックを最大にセッティング変更し再試乗するも浮力は???。ノーズのキックが大きく急にせり上がるデザインのせいかスピードが出にくく、緩斜面は苦手の板。急斜面では普通に大丈夫。

k2 MANIFEST 159
ノーズは素直に立ち上がっているので、緩斜面での浮き上がりも加速もスムーズ。ただしノーズの浮力は控えめ。セットバック最大で乗っても、浮力の中心がテール側にあり、ノーズを浮かせるために後傾気味に乗る必要があった。もう少しノーズに浮力があるか、セットバック量を増やせるホールが欲しい。

 YES PYL 159
初めて聞いたブランド。モデル名が明記されてなかったので間違えてるかもしれないけど多分PYL。サイドウォールにPick Your Lineとあったので^^
シェイプはFlagshipに似ていて、パウダーでは緩斜面も急斜面も調子よく、Flagshipと似たような乗り味。そして驚いたのはターン開始時のエッジの食いつき。強烈にグリップするので驚いたけど、そうなるための細工がエッジにあるようだ(メーカーHP)。もう少し長いモデル、できれば165cmぐらいのを乗ってみたい。パウダーだけでなく、カービングも含めて総合力良し!一日乗れる板。◎。

YES 420 152
「420」というモデル名の152cm。なかなか判りにくい^^ 流行りの短め、極太シェイプ。短いので取り回しよく、クルクル回る。幅があるので浮力はそこそこあるが、全長が短い分、前後方向に重心がずれるとあっという間にノーズがささる。あと5cm後ろにビンディング付けれたら全然印象がよくなりそうな気がする。

Capita spring break 158
420とは違った太さ。ぱっと見の板の面積そのままに素晴らしい浮力と、パウダーの中で邪魔をしないテールのおかげで取り回しがいい。今回試乗した中では一番の浮力。気になったのはフレックスの柔らかさ。板を立てただけで、かなりしなる。折れそう^^ もっとノーズは硬い方がいいような。

Nidecker Area 157
色合いは一番好み。構造は昔ながらのキャンバー板に、割れたテイルとショベルノーズを付けただけに見える。カービングが良さそうなシェイプも、フレックスが柔らかすぎて頼りない。パウダーでは柔らかいフレックスが言うことを聞いてくれて扱いやすいが、もう少し踏ん張って欲しいと感じる場面も。体重が軽い人ならいいのかも。

Unit stroller 162
他の板はフルセットバックでのっていたものの、この板は大丈夫そうなオーラがあったので、ちょいオフセットぐらいで。浮力はSpring Breakに及ばないものの、操作性も加えた楽しさはこっちかな。フレックスはとても柔らかく、フラットキャンバーも相まってパウダー内での操作性は抜群。と同時に、予想外に力がかからず抜けるときがあったので、変な緊張感で乗っていた。そんな構造でありつつも、板を立てればカービングは切れる不思議な板。

パウダーでの性能はやはりパウダーコンディションで滑ってみないとわからないもので、トップシーズンにパウダーボードの試乗会を開催してもらえるのはとても有り難い。ムラスポの皆様、ありがとうございました。


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