2018年10月17日水曜日

DT SWISS P1800を試してみた

Canyon Enduraceに付いてきたDT SWISSのP1800。納車直後に速攻でZondaに付け替えたので、新品状態でいきなり休眠。ただ実際どんなもんかが気になっていたので使ってみた。P1800はDT SWISSのロード用ホイールのエントリーモデルという位置づけだ。
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試乗コースはいつもの手稲山。日常使いには全然OKも、もろもろの性能はZondaのほうが良く感じられ、ブルベで使うとなったら「やっぱりZonda」という結論に至り。ただP1800はチューブレスレディ。チューブレスにするとまた世界が変わってきそうなので、いつか試してみたい。


まずは見た目。
フロントのスポーク数は20本、リムハイトは22mm。
リアはスポーク数24本、リムハイト22mm。エアロスポークで横からの見た目はZondaより太いので迫力ある。Zondaはフロント16本の27mm、リア21本の30mm。空力的にはZondaのほうが良さげな数値である。

次に重量。
フロント:727g
リア: 899g
合計、1626g。使っているZonda C17は1,541g。重量もZondaの勝ち。

そして走ってみた。まずは手稲山への往路。
まず気づくのはラチェット音の大きさ。Zondaもうるさいけど、P1800は輪をかけてうるさい。警笛代わりに歩行者へのアピールにはなりそうなものの、ブルベでトレインした時、先行者がプレッシャーを感じる音量だ。そして新品ホイールなのでリムが新鮮。ブレーキ掛けてもスムーズで気持ちがいい。

そして走り出しはちょっと重く感じる。タイヤとチューブはZondaで使っていたものをそのまま付け替えたので純粋にホイールの差。まあ重いといえば重いけど、こんなものといえばこんなものかも。中間加速や30km/hオーバーでの巡航でも、Zondaより気持ち頑張らないといけないような、同じような。事前にリムハイトやスポーク本数、重量の差をチェックしてしまっていたので、それからの先入観かも。

剛性はP1800のほうが高く感じる。ダンシングで自転車を左右に振って走ると、追従性がよい。これはまさにRS80からZondaに乗り換えた時に感じたもっさり感の逆である。逆に剛性感が高くなった分、路面からのゴツゴツ感を強く感じるようになり、乗り心地が悪くなった。多分P1800が硬いというレベルではなく、Zondaが柔らかいのだと思われ。

そして上ってみた。
重く感じる。最近増えた体重とか、着込んだ冬物ジャージの重さとか、怠けて走力が落ちたせいとか、ホイール以外の要素も多分にあるので、なんとも言えないけど、Zondaより頑張らなくてはならない印象強し。

という感じで総合的にみてZondaに一票な結果でした。

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