キロロから新たな刺客が。マルチイヤーシーズンパスとな。
シーズン券といえば、1シーズンリフトが乗り放題になる年パスのことだ。キロロではこれを拡大して、複数年のシーズン券の発売を開始したとの事。期間は2年、3年、5年だ。ちなみに5年パスでは、大人のシーズン券で年換算で34,000円になる。これは安い!
券種はアダルト、シニア(65歳以上)、ユース(13〜18歳)、チャイルド(6〜12歳)の4種類。それぞれの価格はこんな感じ。
2年パス(2020年11月28日~2022年5月5日)
アダルト:72,000円 (1シーズン換算で36,000円)
シニア:70,000円
ユース:60,500円
チャイルド:40,000円
3年パス(2020年11月28日~2023年5月5日)
アダルト:105,000円 (1シーズン換算で35,000円)
シニア:100,000円
ユース:87,500円
チャイルド:57,500円
5年パス(2020年11月28日~2025年5月5日)
アダルト:170,000円 (1シーズン換算で34,000円)
シニア:162,000円
ユース:142,000円
チャイルド:94,000円
最長の5年パスを買えば、年換算で34,000円相当、2年パスでも36,000円相当。5年分を買うのは躊躇するものの、2年パスなら普通にありなのではないだろうか。
ここで気になるのが、複数年に渡るパスだと、チャイルドがユースになったり、アダルトがシニアになったりと、カテゴリーが変わるケースが存在するという事。その場合の料金はどうなるのだろう?と思ってしまいい、という所を早速キロロに問い合わせてみた。
結論としては、価格は購入時の年齢で決まりで、その後にカテゴリーが変わる事があっても、差額請求や差額返金は無いとの事。つまり購入時にアダルトな人が5年券を買えば17万で、その5年間の間にシニアにクラスアップしても返金は無い。
まあもともとアダルトとシニアの価格差はあまり無いので差額としても数千円。むしろこの5年間の間にはマルチイヤーシーズンパスよりお得になるパスの販売は今の所計画されていないようで、であればシニアにクラスアップする可能性のある人でもアダルトでマルチイヤーを購入して損はなさそうである。
さらに言えば、購入時点でチャイルドであれば、その後ユースになってもチャイルド価格で利用できるという事。1シーズン券であれば、チャイルドは定価で26,000円、ユースで38,000円。2年目にユースになるような年齢の場合、5シーズン分のシーズン券を定価で買うと178,000円。これが94,000円?ほんとうにこの値段であってる?
当然リスクとしては、コロナ渦にともなう運営内容、経営内容の変化。今シーズンのように朝里リフトが運営されなかったりすると、ゲレンデ価値に影響があるのは否めないし、来シーズン以降どうなるかは、そのときになってみないとわからない。
それでもキロロ規模のゲレンデで、シーズン券が3万円台というのは破格。ホームゲレンデはキロロでゆらぎ無いという事であれば要検討だ。
最後に問い合わせに対応してくれたキロロスタッフに感謝。細かい質問にも、迅速に丁寧に対応してくれました。今後とも宜しくお願いします。
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