2022年4月5日火曜日

石井スポーツ試乗会@KIRORO 整地板編

キロロのレギュラーシーズン最終営業週末だったけど、そこには石井スポーツの試乗会が。例年だと整地板メインだけど、今回は太板も潤沢。なので頑張っていろいろ乗ってみた。石井スポーツさん、ありがとうございます。

まずは整地板編。試乗したのは以下の8本。

- ATOMIC REDSTAR REVO S9i 165
- ATOMIC REDSTAR REVO S9i 160
- OGASAKA TC-SU 165
- NORDICA DOMERMAN SLR RB FDT 165
- VOLKL RACETIGAR SL 165
- NORDICA DOMERMAN SLC FDT 160
- ELAN SLX WC 165
- BLIZZARD THUNDERBIRD R13 LTD 165

さて詳細。

 ATOMIC REDSTAR REVO S9i 165  (118-68-104 R=12.5)


全般的に穏やかで、特にノーズが柔らかく感じた。ターン前半を強く意識しなくても、すーっとノーズが撓み曲がり始める。対して足下からテールはそれほど印象ない。グリップ感、安定感はソコソコだけど、どこでも使える取り回しがポイントなのかな。ノーズの優しさからもコブは滑りやすそうだし、ゲレンデどこでも一日中滑れそう。ただ昨シーズン国際でS9i試乗した時とだいぶ印象が違う。

 ATOMIC REDSTAR REVO S9i 160  (116.5-68-102.5 R=11.9)


小回り性能を期待して160cmにトライ。165cmより曲がりやすくはなるけれど、歴然とした差は無いかな。板の印象は165cmと同じで全般的にしなやか。165cmもいいけど、もう少しだけ小回りで楽をしたい人にはいいかな。反発、グリップともマイルドに感じた。

 OGASAKA TC-SU rMOTION2 12GW 165 (119-65-102 R=12.1)


Ogasakaの基礎板、人気もあるし評判もいい。「ホントかなー」と斜に構えながら乗ってみたら1ターン目から「いい!」と好印象。なんというかノーズのグリップ感が強く、不安なく突っ込んでいける安心感。ターン中盤から後半にかけてのグリップ感もちょうどいい。サイドRの数値からは小回り寄りかと思ったのだけど、滑りはロングが気持ちいい。いいね。

NORDICA DOMERMAN SLR RB FDT 165 (120-69-104 R=13)


Ogasakaの様にノーズが何かしてくれる感はないのだけど、サイドRなりにガッツリグリップして、オーバースピードになっても中盤から後半でエッジが抜ける気がしない。「ドッシリ安定」という言葉がピッタリなような。好みの乗り味。いいね。


VOLKL RACETIGER SL 165 (126-67-102 R=12.6)


DOMERMANと同じく板全体でガッツリグリップして行く感じ。傾向は似ているがVolklの方がノーズから板がジワッと撓んで行く感じ。自分の中にあるトーション硬めでガッチリグリップというフォルルのイメージそのまま。よく曲がり、よくグリップ。いいね。ノーズの幅が気になるけど。


- NORDICA DOMERMAN SLC FDT 160 (119-69-103 R=12.5)


黒DOMERMANの印象が良かったのでグレーDOMERMANのほうにもトライ。これはセカンドモデルになるのかな。黒DOMERMANに比べると…。グリップ力弱く、ズと外に流れる。ガッツリ行くなら黒DOMERMANですな。逆にトーションもグリップも低かったので、むしろコブに良さそうな予感。いい出物があったらコブ板として狙ってみたい。


ELAN SLX WC 165 (幅情報なし, R=12.6)


勢いあまって選手用の板に乗ってしまったら、全然扱えなかった。とにかく重くて普通に滑るだけで腿の筋肉が悲鳴。完全に乗り手の力量不足。残念。


BLIZZARD THUNDERBIRD R13 LTD 165 (121-70-105 R=13)

印象としては普通の板。板なりにロングターンしていくし、パリッとした板で扱いが軽い。黒DOMERMANとグレーDOMERMANの中間な感じ。なんでもできそうな優等生だけど、逆に特徴的なところもなく。


こんな感じである。試乗板にはSalomonのニューモデルもあったけど、人気過ぎて全然戻ってこない。ProとPrimeに乗ってみたかった。

太板編に続く


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