2022年3月1日火曜日

KORE2交換、N2Bでパウダー試走

MTN LAB 代替板探しの続き。ルスツでQST118とKingpinの組み合わせを試し、悪く無さそうな感触。なので次は裏方面かと思いを馳せていたところ、なんとブーツに問題があることが判明。テックビンディングで使うとよろしくない問題が。

19/20モデルのKORE2

ブーツは型落ち新品で購入したHEADのKORE2。アルペンビンディングで使っている時は問題はなく、むしろすこぶる調子が良かった。ルスツでテックビンディングと組み合わせたとき、右足の脱着がなんとなくし難かったのだけど、まさかブーツに問題があったとは。

過去記事  New Gear : Head Kore2

ルスツから帰り、道具の片付け。その際にビンディングのネジが緩んでいないか確認をした所、ブーツの装着状態がおかしいことに気づく。つま先だけ装着して、かかとの位置を確認したところ、

左足用

右足用

右足のかかとがビンディングセンターから5mm程ずれている!

かかと側も装着した時は、ヒールパーツがブーツを無理やり正面方向に矯正するので、滑っても気づかなかったようだ。ただこの状態では、つま先のピンに余計な捻じれの力がかかっていることは間違いない。誤開放や故障の原因にも。

ビンディングをまっすぐに取り付けられていない事に凹むも、再付け替え位置をどうしようかと悩みながら、その日は終了。その後、冷静に考えてみると「トーパーツが曲がって付いてても脱着には影響しないはず。もしかして違う要因があるかも」と気づいた。そして翌日、あれこれチェックして原因がわかった。

  • 左足用の板に、左足ブーツを付けると真っ直ぐ付く。そして右足ブーツを付けると5mm横にずれる。
  • 右足用の板に、左足ブーツを付けると真っ直ぐ付く。そして右足ブーツを付けると5mm横にずれる。

ビンディングは左右とも同じ向きに着けられているが、ブーツの左右で問題が起きるようだ。ビンディングの向きを再確認したところ、取り付け方向には問題はなかったので、どうやら問題の所在は右足用のブーツのようだ。

どうやらブーツのテックピンが入る部分の精度が悪いようで、それがかかとの5mmのズレにつながっているようだ。

この部分の精度の問題のようだ

ひとまず購入店に相談した所「センターずれ」という問題らしい。まずはメーカーに送ってみるとの事。その結果、新品交換と相成り。2週間後に交換品が届いた。

2122モデルのKORE2

代替品は今季モデルのKORE2。修理可能の可否も調査もしてくれたようだが、難しい場所のようで、結果として新品交換となった。ものが新しくなるのは嬉しいが、年式で微妙に違ったりするので、手放しでは喜べない。前モデルが調子よかっただけになおさら気になる。


色合いは全般的に黒基調が強くなり、アクセント色は赤に。早速シェル出しやら、もろもろのセットアップを済まし、ゲレンデで試走。タイミング良くN2Bのパウダーチャンスで試せた。


ショップで足入れした時はすごく柔らかく感じたが、ちゃんと締めるれば、ちゃんとホールド。「そうそう、これこれ、KORE2だね」という安心感。パウダーでも整地でも問題なし。この年式でも大丈夫そうだ。ブーツはOK。

これでやっとBCにいく準備が整った。気がつけば2月も半ば過ぎ。今年は春も早そうなので、何度裏に行けるチャンスがあるかな。まずは準備完了なり。


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