2019年11月16日土曜日

クライムオン!手稲

今シーズンは手稲からスタート。まだリフト運行は開始されていないものの、待ちきれない人達は手稲に向かっている様子。今回の降雪はやや本格的だったので、登り装備で手稲に向かった。

自転車なら終着点となるロープーウェイ山麓駅に到着。今日はここからが本番だ。景色は普通に真冬の降雪日。



ここから山頂目指してハイクアップだ。たくさん雪が降ったとはいえ、まだまだ一軍板は出せない。こんなときは惜しげなく使えるBent Chetlerの出番だが、この板には普通のアルペンビンディングがついてる。まあこんなこともあろうかと、今シーズンの秘密兵器を初日にして投入。Alpine Trackerだ。


これは普通のアルペンビンディングでも登れるようになるアタッチメント。


下側を普通にビンディングにはめ込み、上側にブーツを装着する。こんな感じ。


まあ色々と難点もあるが、どんな板でも登れるようになるという一点突破の強みがある。まさに二軍板を使いたい、こんなシチュエーションにはもってこいだ。というかこれが無かったら、この日に登ろうとは思わなかったかも。

さて雪のほうはというとゲレンデベースでも40cm以上。先行者もいっぱいいるようで、既存トラックを使ってガシガシ進む。


女子大回転コース(以下、女子大)下部を見上げた写真。まだまだブッシュ多数だ。でもまあこのくらいなら全然滑れそうに見えるものの、滑っている人をみるとかなり苦戦している。何らかの罠があると考えたほうがよさそうだ。


女子大の急斜面エリアを過ぎると、積雪状態も雪質もぐっと良くなる。むしろ斜度がなさすぎて失速するようで、他の人のトラックを滑っている様子。ノートラック残多数。そして頂上。もうすっかり汗だく。ローラーに1時間乗るより全然汗をかいている。


登り始める前はシティービューを滑って、登り返しかなーなんて思ってたけど、ここまででお腹いっぱい。下山開始である。山頂積雪も40cm〜50cmぐらい。雪質はやや重めではあるけど、まあこの時期なら滑れるだけで恩の時である。


そして女子大のブッシュエリアに到着。見た目には普通に滑れそうだが、地面までしっかり雪が詰まっているのではなく、隙間がおおいブッシュ層の上に、20cmぐらいの雪の層がある感じ。なので滑ると雪の層を踏み抜き、ブッシュ層を滑ることになる。


ブッシュを滑るだけなら想定内も、ブッシュの絡みつきも半端なく、潜んでいた岩に突っ込んだりで、板に急ブレーキがかかる事多数。なるほど皆苦戦するわけだ。板もよく外れたし、両足外れて、前転ということもあった。ボードのほうが罠にかかりにくいかもしれないけど、一旦罠にかかるとボードだと大怪我しそう。

女子大コースを滑るのでヘトヘト。それでもパウダーコンディションで滑り出せたということで、大満足のこの日でした。


この天気が続けば、来週末には多くのスキー場がオープンしそうだ。ハッピーニューシーズン。


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