2021年6月24日木曜日

長距離装備を実路チェック: Outpost Elite , GP5000 28c

新たに投入する長距離装備を実路で使ってみた。春先に一旦装備したものの、もろもろの延期で今回やっとである。チェックしたのがフレームバッグとタイヤ。

まずはBlackburn製のOutpost Elite Frame Bag。サイズはSmallだが容量は3.37lあるので、輪行装備、修理装備、レイン装備はここに入る。パンパンに詰まっているが、その分荷崩れもせず安定している。


実際使ってみると、いっぱいものが入ってるのに全く存在感がない。上り坂に入って、荷物の重さを感じて「あー、こいつがついてたんだ」と思い出すぐらい。空力的、重心的にもいい方向にいってるはず。実際にブルベで使ってみないと使い勝手はわからないが、いまのところ良さそうである。

次にタイヤ。GP5000の28cである。そもそも28cを使おうと思ったのは、乗り心地対策として太めのタイヤを低内圧で使うのがいいと、とあるブルベで小耳に挟んだからだ。人によっては5気圧(73.5psi)まで落とすらしい。ほんとうか?空気圧のセッティングも含め実路チェック。


まずは100PSI。
ん〜、特に乗り心地がいいとは感じない。普通かなー。普段使っているGP4000S2 25cの90psiと大差ない。それでいて上りが重くなったような気がしてならない。気のせいと思うが、なんかスッキリしない。

続いて空気圧を90psiに下げてみた。
いいねー。路面の細かい振動が少なくなるのがわかる。GP4000S2 25cの90psiより乗り心地いい。これならブルベに使いたいね。ただし上りの印象は同じ。

最後に更に低圧にして80psi。
いい!乗り心地最高。一言でいうと「いい意味でふわふわ」。路面の細振動だけでなく、ちょっとしたギャップの衝撃も明らかにマイルドになる。ただし転がりがちょっと悪くなった気がする。


結局、内圧を下げると乗り心地がよくなるのは当たり前かもしれないけど、28cだとエアボリュームがあるから、ある程度下げても大丈夫、というのがメリットなのかな。また粒度が荒いアスファルトがもたらす「ザラザラ感」には28cの90psiは有効かも。80psiまで下げるのは転がりとか、リム打ちリスクも気になる性格なので踏み込めない。

上りが重い気がするのは謎である。重量の実測値はGP4000S2 25cは225g、GP5000の28cは240g。15gしか変わらない。チューブの重量差も考えると同じか、ちょっと軽くなってるはずなのに。気のせいか。よくわからんので経過観察。

ひとまず宗谷はGP5000 28cの90psiで行ってみようかと。ただGP5000 25cは実測値で210gなので、獲得標高が大きいブルベは25cのほうが迷いなくいけそう。当丸は25cとトライしてみようかな。


追記 2021/6/29
GP4000S2 25cからGP5000 28cに変えて上りがもっさりした件。原因はホイールかも。P1800からZondaへの変更になったのだけど、重量はZondaのほうが軽いが、硬さというか剛性感はP1800。タイヤは悪さしてない気がしてきた。宗谷が終わったら検証してみる。そして95psiぐらいでもGP5000 28cに乗り心地の良さがわかるようになってきた。

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