2025年5月18日日曜日

サドル試乗: Specialized

北広島のファイターズ本拠地、Fビレッジ内にあるSpecializedでサドルを試乗してきた。同店はエクスペリエンスセンターなるサービスがあり、店内のものが試乗できるのだ。

ブルベ後半ではいつもサドル痛で苦しい。Specializedと言えば3Dプリンター製のmirrorシリーズが痛みを解消してくれるかもという期待があり、今回試乗のため遠征。

試乗前提なので自転車でFビレッジまで。札幌から20kmぐらい。プチサイクリングにはちょうどよいと思っていたのだが、経路としたエルフィンロードが地味にアップダウンがあり、案外疲れる。

エスコンフィールド。試合が無い日なのかガラガラ。

Specializedショップ。オサレですね。

サドルもたくさん

今回試乗させてもらったのがこの二つ。


S-Works Romin EVO Mirror
Power Pro with Mirror

Mirrorという名前だと、座面に3Dプリンターを使って作られている乗り心地向上構造がある。Power ProのMirrorはもう販売されていないそうで、購入するならS-Works Powerになるとのこと。大きな違いはシートレールの素材ぐらいなので、Mirrorの体験というところではPowerの試乗で十分。


普段使っているサドルは、SpecializedのPowerシリーズの何か(忘れた)。普段使いのセッティングを変えたくなかったので、試乗用にもう一つシートポストを持参^^

まずはRominの試乗から。


「柔らかい」という印象は無く、むしろ「あれ普通のサドルとあまり変わらないな」という所から始まるものの、少し走ると細かい振動が全然少ないのに気づく。Powerとは形状が全然違うので、その辺の違いはあるものの、むしろRominに採用されているような普通っぽい形状の良さを感じる。スイートスポットが前後に広く、いろいろとポジションを変えて走れる。普通の乗り位置では振動も少なく、なんと無くフィット感もいいような気がする。Fビレッジ周辺の15kmを走ったが、普通に好印象。特にシート後端が柔らかく作ってあるようで、そこを使うと座布団に座っているように柔らかい。オケツ痛い時用の逃げ場所としてアリかも。


次にPower Pro


普段使っているサドルと形状は基本は同じ。乗った瞬間「あー、これこれ。同じ形だね」と感じる。同時にMirro構造をあまり感じない。乗り心地が普段使っているのと良くも悪くも、差は少ない。

その後Rominと同じコース15kmを走ってみた。Rominのほうが明らかにスイートスポットが広く、ブルベだとRominに分があるように思えた。加えて一番いい場所に座っている時のフィット感もRominのほうが合っているような。

Powerに変えた理由は、いわゆるショートサドルだったため。エアロバー握っている時、サドル先端にお尻を引っ掛けて走るようなポジションが取れれば長距離が楽になるかもと思い。ただエアロバーのポジション変更が必要で、いろいろ試したのだけど、いいセッティングが見つからず。加えてメインのポジションも崩れるという始末。ということでショートサドル作戦は頓挫。なのでショートにはもうこだわっていない。


ブルベでのサドル相性は、やはり200km走った後でないとわからないとは思うものの、買う前に試せるというはとてもいい。

今回の試乗で思ったのは、Mirror構造が全てを解決するわけではなく、やはり基本構造との相性が大切。某サイトではFizikの3Dサドルが安く売ってたり、アリエクでも謎の3Dサイドも売ってたりするけど、それを買っても幸せになれるわけではないと理解できたのが大きい。

ただRomin Mirrorは好印象。これはいったほうがいいかもしれない!

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