折れているといってもステー部分ではなく、先端のプラスチック部分。
正常なもう片方と、先端部比較。
このままでも十分接雪はしそうだし、実用上は問題なさそう。でも見た目がよろしくないのと、ウェアとかを引っ掛けて破いてしまいそう。手っ取り早くブレーキだけ新品にする手もあるけど、それだけで¥6,000以上はしたような。本体を安く購入できたのに、ブレーキにそれだけ投資するのも悔しい。
いろいろ調べてみると、最近はプラスチックの造形補修材というものがあり、それを使えば無くなったり、折れた部分を再生できるようだ。なかなか興味深いのでダメ元でトライ。使ったのはプラリペア。
登場、プラリペアキット。
粘土みたいので正常な部品の形をとり、折れたブレーキ部分にセット。
結構な空間があるので、かなり盛る必要がありそう。
型がいっぱいになるまでプラリペアを詰めていく。10分程度で固まったので型を外してみるとそれっぽい形に!
型だけできれいに行くと思いきや、ボコボコな状態なのでなので外側にもプラリペアを盛っていく。一回り大きめぐらいの大きさになるように整形。
こんな感じ。
最後はヤスリで形を整え、紙やすりで表面仕上げ。
元通りとはいかないが、長さや形はだいたい同じ。
十分、ブレーキとしての役割は果たしてくれそう。
そして一番気になるのは強度。まだ試してないものの、雪上で使う分には全く問題なさそう。かなり強く捻ってもびくともしない。変な力が加わったり、硬い地面にぶつかったりした時とか心配だけど、この辺は実際そうなってみないとわからない。
いずれにしても折れたプラスチックを再生できるって所が感動。自転車や日常品でも同じような修理ができるって事なので、修理やメンテの幅が広がったぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿