セッティングがいまいちだったのもあるが、300kmまでかなという印象。それ以上となると、さらなる対策が必要と感じた。
いろいろ調べると長距離用サドルといえばSelle Anatomicaらしい。
革製のサドルで、ハンモック状に張られた革に腰掛ける仕組み。これがお尻に優しいらしい。ブルベではXというモデルが人気なのだが、タイミング良くX2という新モデルがリリースされた。これは縁としかいいようがない。
X1: 今までのXシリーズ。X2の登場でX1という名前になったようだ。
https://selleanatomica.com/collections/x-series/products/x1
X2: ”NEXT GENERATION SADDLE”らしい。見た目はOLD GENERATION…。
https://selleanatomica.com/collections/x-series/products/x2
見た目の変化は少ないも、フレームがアルミ製となり、レールが中空になったようだ。この辺の効果でカタログ重量は420g。
100gの軽量化もあるが、フレーム形状が変わっている。X1のフレームは独特な形をしており、そのためオルトリーブのサドルバックの取り付けには苦労するようだ。対してX2のフレームは「普通」な形なので、その心配はないようだ。加えて表面の革が自分で取り外せる構造になっており、ダメになったら自分で交換できるようだ。
X2のリリースでX1は値下げされたみたいだけど、諸々考えるとX2。革製という事で、見た目やらメンテやらで二の足を踏んだのは事実だけど、沼にハマってアレコレするのも面倒なのでポチリ。
発送は直ぐにされたようだけど如何せん国際荷物。待つこと2週間ぐらい。
実重量は428g。まあこんなもんでしょう。
X2の真髄、新型フレーム。
形状がいわゆる普通になった。
座面の革を取り外せる構造になっている。ヘキサで廟が回せる仕組みに。
HELLとの比較。幅が広い。
X2を使うのはブルベのみなので、2つのサドルを使い分ける事になる。付け替えの度に高さ調整をするのはメンドイので、サドル高さを固定するクランプを追加。
これがあると超便利
防水カバーも万端。
これを付けているとクラシカルな感じも隠されていい感じ^^
まずはポジション出しに専念。張り具合や高さ、角度等を調整しながら、あれこれセットアップ。最初の感想としては「うーん、悪くはないけど乗り降りがしにくい」。試したのがローラー上だったり、ちょい乗りだったりなので、肝心の乗り心地がわからない^^ X2の本領は長距離での疲れ/痛み具合低減という所なので、この辺は実戦で確認だ。投入予定はBRM旭川200km。
ただし形状違いから来る差はなんとなく。HELLより幅が広いので乗り位置が違う。これは慣れるしかないのだけど、如何せん先端形状が真っ直ぐなので、乗り降りする時邪魔くさい。HELLは下下がりの形状なので邪魔になる事はない。
これも慣れるのかな。実戦までには慣れておかないと。
ちなみにメーカーの販売サイトで買うと、物自体はUSPSで発送される。一番安い手段を選ぶと「First-Class Package International Service」というものになるのだけど追跡が米国国内まで。米国からはロサンゼルス空港から出ていく事になるのだけど、追跡サイトでトラックできるのはロサンゼルス空港まで。
ブルベ管理用ソフト - ブルマネ
ブルベの計画を作成し、計画からのズレを計算するアプリです。どのくらい余裕があるかわかるので、よりブルベを楽しむ事ができます。
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