2025年6月18日水曜日

BRM614 もっと当丸コースター

 6/14、もっと当丸コースター。19時間ちょっとで完走でした。今回の当丸コースター、今までのものよりパンチが増した内容。さらに一山追加され、それは倶知安からパノラマ経由で岩内に抜ける道内屈指の厳しい所。これがヤバかった。

途中何度も足を付き、何度も押し歩き。ニセコのあたりでは本当に無理かと思った。ちなみに「もっと」じゃない当丸は、獲得標高4029mで完走時間は18時間ちょっと。今回は4681mの19時間ちょっと。数字だけ比較すると1時間余計にかかるのは妥当な感じ。でも走った感じの破壊力と、体に残るダメージは「もっと」の圧勝である。いや感想できてほんと良かった^^

ハイライトとしては、Newタイヤの投入。ハッチンソンのBLACK BIRDの28C。

ブルベ用ではコンチのGP5000が鉄板。寿命、パンク耐性申し分なく、なにより転がりが素晴らしい。ただ今年のブルベの最大の目標はあのブルベ。乗り心地性能は今まで以上に気にしていきたいという所で選んだのがBLACKBIRD。

で実際使ってみた所としては「いいんじゃないかな」。

乗り心地はGP5000対比、優しい。というかGP5000って、やっぱり硬めのタイヤなのを認識。BLACKBIRDは路面からのごつごつした入力を吸収してくれる。300km走った後のダメージも、前回の300kmよりも少なく、Romin MirrorとBLACKBIRDの組み合わせで、終盤のダメージが全然ちがっていた。

転がりもたぶん問題ない。いやたぶんGP5000と遜色ない感じなのだけど、GP5000への信頼が強すぎて「GP5000のほうがもしかしたら少しいいかもね」というバイアスがあり。

逆に気になったのは、タイヤのケース部分が柔らかいこと。ハンドルの切り始め、タイヤの追従がわずかにワンテンポあるというか。コーナー時の安定感はGP5000に譲るかも。BLACKBIRD目線でGP5000を評価すると「しっかりとした剛性感」という感想になるような。乗り心地と剛性感のバランスポイントがちょっと違う感じかな。

オケツへのダメージを考えると、BLACKBIRDを選んで良かったと思えてる。次買うのはBLACKBIRD or GP5000と考えると、今のところ僅差でBLACKBIRDかなー。


そしてブレーキシューも交換。今まで使っていたのも十分残ってはいるものの、前回いつ交換したかも覚えてないぐらい前。今回下りもたくさんあるので、新品に交換。

ただ新しくなるだけかと思ってたら、新品は効きますな^^ ブレーキが効くようになり、下りが全然楽に。定期交換ってのも大事かも。


さて詳細

スタートは前田森林公園。出走者は30人ほど。みなさんシュッとしてて登り強そう。まあそんな人が出るブルベだよね。

スタートは6:00

小林峠を超えて、まずは朝里峠。いつもの国際でパチリ。この辺はいつも走っているので特に感動もないが、天気がすこぶるいい。気持ち的には余裕あり。

いつもの国際スキー場

サクサク進んで毛無峠。車では幾度となく通った道。アップダウンやカーブ構成もまだなんとなく覚えてた。相変わらず毛無峠のピークはどこなのかわからない。まだ余裕。

毛無峠ピーク付近?

キロロ入り口。昨冬は一度も来なかった。パウダーなら手稲より圧倒的にキロロなんだけどね。来シーズンは来れるかな。

赤井川道の駅。ロコンのマンホール場所でパチリ。

赤井川道の駅までは、まあ順調だったかな。しかしこの後へばり出す。樺立峠は激坂ないけど、坂が長くてへばる。この区間で早くも足をつき出す。半分も走ってないのに、この先が不安。ただ進めば進むほどFが難しくなるので、賢者はここで引き返すのかも。愚者なので前進なり。

多分ここがピーク

倶知安にくだって、花園から五色沼方面。この道通ったのは今回が2回目。ただただ厳しいけど、やはり走ったことがある道はなんとなく先がわかるので気持ち的に楽ですな。初めて走った時は絶望しかなかったけど。

何度も足つきしたけど、なんとか五色沼のインフォメーションセンターまで到着。時間的には仮想リミットまで10分。リミットまで10分しか無くなった事は初めてで、これはマジで完走無理かもと思い出す。ギリギリ修行不足ですな。ただこの後は下りが支配的なので大丈夫なはずと前に進む。

札幌600ではパノラマの登りで完全に心も折れてたけど、パノラマ走るの今回で2回目。やはり先がわかると気持ちが楽。歩くことなくピークまで登れた。「登れるじゃん!」と自分を褒めつつ、岩内までのダウンヒル。超長コースター。長すぎて終盤飽きた^^

この後岩内の沿岸走って、ラスボス当丸峠へ。岩内エリアはやや追い風の快適サイクリング。加えて当丸峠も2回目ということで、ここでも気持ちに余裕があり。序盤の激坂シェルターも無数のイメージだったけど、4、5個ぐらいで「あれこんなに少なかったかな?」という気持ち。

当丸峠の夕日には間に合わなかったけど、マジックアワーにバッチリ。ある意味正解をゲットできたかも。ナイス!

この後当丸コースター開始。当丸峠の下りはちょうどいいね。日落ちしてたので全開走行は出来なかったけど、斜度がちょうどよく、ほぼノーブレーキで麓まで降りれる。ただ今回は虫の数が半端なく、途中目に入り停車する始末。まあそんなこともありますな。


おまけのフルーツ街道、おまけの小樽激坂、おまけの張碓峠を超えて、ゴール。いや張碓峠以外はそこそこ削られる。張碓は、まあ丘ですね。

途中何度も足つきしてFが頭をよぎったけど完走できてよかった。このブルベを完走できたことは気持ちの支えになるので、あのブルベに向けてとても大事な完走になったかも。スタッフの皆様、ありがとうございました。次は小樽激坂ブルベの予定です。

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