2024年11月28日木曜日

来季に向けてのメンテ : クランク交換 : RX-810-2

クランクを変えてみた。新しいクランクはRX-810-2(11s)だ。

GRXシリーズのクランクだ!

何年ブルベやってもやっぱり登坂は苦しく、体重も相変わらず右肩上がり。今年は一度もブルベに出なかったが、来年は再開するつもりだ。それに向けてマテリアルも変更していこうかと。目的は登坂性能向上。

登坂を考えると体重と体力の要素は圧倒的に大きいものの、それはそれとして道具的な対処もしておきたい。去年、スプロケを32Tのものから34Tに変更。たったこれだけで随分と効果があった。

過去記事 : BRM722 トカプチ朝駆 : 最高の天気


11-34Tのスプロケ

スプロケをこれ以上大きくするのは色々と大変。これ以外の方法で思いつくのはクランクをなんとかすること。今使っているクランクはUltegraのFC-R8000、50-34Tの165mm。ロード用のクランクだと歯数はこれが一番小さいので、クランク長を長くするのをすぐに思いつく。

過去記事 : クランク長 165mm or 170mm


いつもの手稲で比較テスト

165mmになった直後は迷いもあったものの、なんだかんだで6シーズン使った。165mmは全然ありだけど、170mmだともう少し力を掛けられるんだろうなとよぎる事も。ペダリングにも影響しそうだし。

ただ冬を迎え、今はローラーでペダリングを修正できる絶好のシーズン。やるなら今でしょ、ということで踏み込んでみた。


さらに色々調べていくと、グラベルロードのコンポがロードとミックスできる事に気づいた。グラベル用のクランクだと歯数を下げられる。これは盲点だった。実質的な候補としてはこんな感じ。

  • RX-600-2(11s) 46-30T 165mm
  • RX-600-2(11s) 46-30T 170mm
  • RX-810-2(11s) 48-31T 170mm

歯数が小さくなるなら165mm維持もあり。ただどのクランクを選んだとしてもチェーンラインとQファクターは変わってしまうようだ。Qファクターはもう少し広くていいかもと感じていたので渡に船。

チェーンラインは外側に2.5mmほどずれるようだが、FDのセッティングキャパでなんとかなりそう。一番気になるのはアウターの大きさ。46Tまで小さくなってしまうと、今のFD台座位置だとセッティングが出ない可能性高い。48Tならなんとかギリギリというところか。

という諸々の思考結果、RX-810をチョイス。クランク長は170mmからだったので165mmの選択肢がない分、迷いも減った^^。ポチって数日後ものが届いた。早速交換。


今ついているのはR8000クランク。実は2個目。1個目は割れてしまったのだ。


ついでにという訳ではないがBBも交換。音なりもしていたので、むしろBBは交換したかった。

交換品のRX-810とSM-BB92。実はBBは2回目の交換。


作業中の写真は割愛。というはグリスでベタベタだったので写真どころではなかったのだけど。完成。


チェーンラインも2.5mmほど外側に出る試算だったけど、FD-R8050の調整キャパ内だった。素晴らしい!


FDの上下位置も、今の座面の取り付け範囲ギリギリ下限で収まった。実路で変速テストしてみないとなんとも言えないけど、目視する限りセッティングが出ているような気がする。Canyon EnduraceとR8050コンポの許容幅が素晴らしい!ただRX-600にしていたら、FD周りになんらかの変更が必要だったのは間違いない。

という感じでクランクが大きく変わった。まずはローラーで練習だ。
とその前に、あれも交換。

続く

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