<RADRONE SMART>
センサーとの接続方法は二通り。センサーからの情報を直接サイコンが表示するダイレクトモードと、センサーからの情報をスマホが受信し、その結果をサイコンに表示するミラーモード。サイコン本体にデータを蓄積すると、走った後にサイコンからデータを吸い上げるという手間が生じるけど、ミラーモードだとスマホが母艦になっているのでその手間がない。この点が気に入った。
<信頼性の問題>
ミラーモード自体は良い機能だが、センサーとスマホの接続が安定しない。センサーとスマホの接続が切れ、測定不能になってしまうのだ。そういう評判がある事は知っていたが、言われているほど酷くないだろうと期待。ところが、これがよく切れる。接続が切れるとスピードとケイデンスが測定できなくなり、それぞれが0と表示される。切断間に走った距離はトータルに加算されない。
頻度としては100km走ってだいたい1回。多い時で3回、運が良い時は切れない、というぐらい。切断後すぐに復帰するときもあるけど、まちまち。10秒も待たずに戻る事もあれば、数分待ってもつながらない時も。唯一確実に復帰させる方法はセンサーに付いているリセットボタン。それを押すことで100%復帰するが、リセットするために自転車から降りなければならない。これがなかなか億劫だし、止まれない状況で切れると復帰するまでの間の距離が計測されない。
切断が発生する原因というかパターンを色々調べたけど特定できず。普通に走っていていきなり切れる事も多々。ただ段差を乗り越えた時とか、サイコンを手荒に操作した時に切れやすい傾向がある。
サイコンには操作のためのボタンがひとつしか無く、それを押すことで表示される情報がどんどん切り替わる。表示できる情報は10種類近くあるので欲しい情報をみるために結構な回数のクリックが必要になる。ので急いで「パチパチパチ…」とボタンを連打すると音信不通になるパターンが一番多かった。
<対応策諸々>
1. スマホを変更
母艦をiPhone5sからXperiaZ3に変えてみた。
サイコンで表示する情報はスマホから取得する仕組みのため、画面切り替え時の応答性は母艦のパフォーマンスが効くようだ。Z3のほうがパフォーマンスがいいため、結果、画面切り替えがiPhoneよりスムーズに行えるようになった。これで接続切断につながる確率が減ったのかも。
Z3はバッテリーの持ちがiPhoneよりよく、予備バッテリーを持ち歩かなくても良くなるおまけ付き。もうiPhoneには戻れない。
2. ブラケットを使わない
PADRONEと同時にブラケットも購入。ハンドル位置より前に置けるので視認性が上がるのだ。
ただこのブラケットの長さが仇となり、振動で画面が切り替わる。ブラケットを使うとその長さ分振幅が増大し、その勢いで本体が振られ、切り替えボタンが押されるようだ。意図しない切り替えを減らすためにもブラケットからステムに付けたマウンターに装着。
ステム上の配置に変更
3. 画面数を減らす
PADRONEで表示できる画面数は10。欲しくない情報のための画面はスキップし、全部で表示される画面数を6にしてみた。
<スマホアプリ>
いろいろ調べてみると、PADRONEの接続性の問題はスマホアプリの問題であろうとの評判。実際iOS版のアプリは接続性を向上させたバージョンが出てきている。
<上位製品>
そしてPADRONE Plusというサイコンも出たようだ。
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